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自己理解を深めるエクササイズ:無料体験版

こんにちは。熊谷です🌱
今回は「自己理解」をテーマにエクササイズをしていきたいと思います。
ぜひ、紙(A4白紙を推奨します)とペンを用意して一緒にやってみてください。

皆さんは自分自身のことをどのくらい理解していますか?


自己分析に使用する心理学モデルの1つに『ジョハリの窓』と言う概念があります。心理学者のジョセフ・ルフト(Joseph Luft)氏とハリントン・インガム(Harrington Ingham)氏の両名によって1955年に考案された概念です。
以下の4つの区分に自己を分類して、自己を理解するものです。

今日は、開放の窓と秘密の窓を紙に書いて可視化することによって自己理解を深めていきたいと思います。

では、課題です。

白い紙一枚にあなたの「持ち味」を表現してください。


持ち味は「長所 / 短所」ではありません。あなたらしさってなんですか?
例えばキャラクター、真面目、明るい、恥ずかしがり屋、寡黙、ナルシスト・・・
それからプレースタイル、攻撃型、粘り強い、勝負強い、慎重、破天荒・・・

「持ち味」を表現するにあたり、決まった形はありません。
とにかく、自由に自分を表現してみてください。
15分から20分くらいで作業してみましょう。



どうでしょうか?
うまく自分を表現することができましたか?

少し恥ずかしいのですが、実際に私自身が取り組んだ「持ち味シート」を紹介します。
自分の持ち味としてとても大切にしている「ひらめき」・「アイディア」を中心に、左側にキャラクターの要素、右側にテニス選手としての要素を描いてみました。
(現在はテニス選手ではないので、選手時代を振り返っての自己分析をしています)

皆さんはどのように自分の持ち味を可視化させましたか?
表現の仕方に正解はありません。
そして良い作品を作成することが優れているというわけでもありません。
取り組んでいる最中の「うーーーん、」と悩んでいる時間こそが
自分のことを洞察し、表現しようと試みる「トレーニングの時間」なのです。

さて、自分の持ち味シートができたら、ぜひ周りの人(チームメイトや指導者、保護者など)にシェアしてみてください。

すると、どういったことが起こるのか・・・?
・開放の窓:自分も他人も知っている自分の再確認をする
 「うまくあなたが表現できているね」「分かる」「私もそう思っている」
・秘密の窓:自分だけが知っている自分を伝える
 「そういった一面があるんだね」「意外と〇〇なんだ」「知らなかった!」
・盲点の窓:他人だけが知っている自分を知る
 「あなたは〇〇なところもあると思う」「第一印象は・・・だったよ」

など、さまざまな意見(フィードバック)を頂けると思います。
そして、秘密の窓と盲点の窓が小さくなり、開放の窓が広がるのではないでしょうか。

開放の窓が広がっていく

秘密の窓を小さくして開放の窓を広げることで、
チームメイトや周囲の人との信頼関係を築いていくことができます。

そして、他者からの助言によって盲点の窓を小さくして開放の窓を広げることで
新しい自分に気づいたり、自信を高めることができるでしょう。

開放の窓が広がっていくと、自己理解・自己洞察がさらに深まっていきます。
それによって未知の窓への興味と、新しい自分の開拓へ繋がっていきます。

まとめ

皆様、お疲れ様でした✨
・なかなか手が進まなかった。
・恥ずかしくて人にシェアすることができなかった。
という人もいるかと思います。
ぜひワークの感想をコメント欄で教えてください😄!

自分を表現する、そしてそれを人に伝える。
ということは簡単なことではありません。
なのでトレーニングをすることが重要なのではないでしょうか。

自分が選手として活動していく上で、または社会人として社会生活を送る上で、
「自分についてよく理解していて、それを表現することができる」というスキルを持っていることは、とても大きな武器になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました🌟

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