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軽井沢禅的リトリート 振り返り

軽井沢禅的リトリートが終わり、新幹線の指定席は2時間後だったので、喫茶店を探した。

最初は、とんぼの湯に行こうと思ってたけどなんとなく過集中の自分は事業計画とかそんなものをやってしまいたかった。

アウトレットで喫茶店を探すが、ない!
寒い手が冷たい
そうだ反対側にあったはず、と行くとお店はカフェからイタリアンに変わっていた。
カフェタイムはなく閉まっていた。
待合室はあたたかいが電波が弱い

旧駅の待合室みたいな場温かくてありがたい

確か、どこかに喫茶店があったはずと駅に戻ると、見上げたところに落ち着いた喫茶店が見つかる

学生の頃、こういう喫茶店で小説を書いてた。
カップがたくさんあって、自分にピッタリのものを選んでくれるのがうれしかった。

苦味の心地いいマンデリン

さて、と事業計画とか展開しよう、と思うも、なんだか気持ちがのらない

珈琲の香り
落ち着いた椅子やカウンターの景色
カチャカチャいうカップを置く音がするぐらいに静かだった

タリーズとかスタバは働く気になるけど、こういう喫茶店は時間がゆっくりになって、頭の動きもゆっくりになるんじゃないか。

そう思ったら、リトリートで起こったことを書いておこうと思った。

ふりかえってみて
「時と精神の部屋」みたいだったなぁと思う

自分の内面に少しずつ潜っていって
浅いところから
少しずつ深さへ

カードからのメッセージをどう自分に引き寄せてとらえて表現するのか

身体をつかって、自分への信頼や
周りへの信頼を感じていく

森の中での静かな時間
問いを立てて過ごす時間

感情は、ダダ漏れ
言葉ではなく音や響き
感情と繋がること

初日よりも深く潜る2日目
ハードな旅
窓からの光がその日だけ明るくて
晴れのキラキラが美しくて
自分の中にある嫌なものを照らしてくれた

潜在意識に放り込んだ感情や思い込み
意識できてないから
浮き上がってきて
攻撃していく
自分や周りを

意識するだけで修正が可能になる

何度も取り組んできたこと
ヒプノセラピーも、トラウマ解消にも取り組んできたのに、はたしてどこまで根深く私に影響し続けていくのか

「お父さんは水先案内人かもしれないですね」と、小森谷さんに言われて

そうなのかもなぁと初めて思えた

全人類の中で強く影響し続ける関係は
私のアイデンティティをつくっていった

わかりあえなくていい、というところから
一歩進んで、
今世の宿題をやるだけの余白が出来た。

そこには、責任はなくなり
光と希望が満ちたから

3日目に、ふたたび森に入り
いろんな人の声を聴いたような気持ちになる
雪の森

このリトリート中は、出来るだけ沈黙を守った。

自分の内面に深く潜って
「話す」ことで「放す」ことをしないように、純度を高く高く。

自分を知らない関係性の中に放り込み、
独りのわたし、であることを味わう時間

吉野でも、沈黙を大切にする

でも、自分が主催者だとなかなかそこにどっぷり入るのは難しい
普段たくさんの人の人生に向き合ってきてるからこそ、自分のために時間をつくり信頼できる人のところへ預けることが大切なんだなぁと思う

こうやって、静かに、ただただわたしとともにいてあげる時間

ようやく成仏出来たなぁ、と思う

ちくんちくんと痛かった罪悪感も
背負いすぎる責任も
ゆるやかにやさしくなって

面白がって取り組もうと思えた

ついつい真面目に考えすぎてしまうから

自分の中の少年に出会って
その少年のワクワクに任せて行こうと思えた

世界は可能性に満ちている
ひらかれていく

華はみんなの中にある
よろこびの華を咲かせる時
私の力をひらいて
みんなの力をひらいて
すすめ

リトリートは、少し後退する、ということ
後退して全体を見ることで、
狭くなっていく視野を広げていく

さぁ、すすもう
わたしがわたしであるために
世界を救いに行っちゃうぞ


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