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”今の私”のままでコーチングをする

先日、コーチ仲間とお話していた時に「すごくコーチレベルが高い知り合いがいる」という話をしていて、その人を意識してコーチ力を磨いている、というような事を言っていました。

その話を聞いた瞬間は「すごいなぁ。スキルが高いコーチ仲間がいると刺激になるんだろうなー」というシンプルな感想しか出てこなかったんですが、あとになって
「コーチレベルが高いって具体的にはどこがどうだったんだろう」
と思いました。
”良いコーチングとは”とググると
「クライアントの気付きを促せるかどうか」
というのが多く出てきます。
ただ、それを見て「なるほど!!」という事にはなりませんでした。
それは当たり前というか、なんというか。
いつのまにか私の中で「レベルが高い」というよりも「良いコーチってなんなんだろう」という思考に変わっていて、それはスキルというよりかはもっと何か違うもの。

コーチングの三大スキルは「傾聴力」「質問力」「承認力」です。
これはずっとずっとコツコツと上げていく努力をするのがコーチの仕事だと思っています。
そうじゃない所。今の私にできる事。今だからしやすい事。
例えば、コーチを選ぼうと思った時にコーチのリストを見ていろいろな年代や見た目のコーチたちが並んだ時に何で最終的に選ぶか。
そして、私を選んでくれた人がいたとして、何で私を選んだか、を想像すると「30代女性」っていうのが一番強い理由なんじゃないかと思いました。
結局コーチの仕事が「気づきを促す事」であったとしても最終的にコーチを決める時に気にするのは「親しみやすさ」とか「共感してくれそう」とか、そういう気持ちなんじゃないかな、と思います。
「私はどういうコーチでいようか」とたまに悩んだりするんですが、私の見た目はどこをどうみても30代女性です。
そしてそれは今の私にしか出せない雰囲気でもあります。

きっと40代になったら「40代の女性」に引き付けられる人が私を気にしてくれるだろうし50代になったら「50代の女性」がいいな、と思ってくれる人に選ばれると思う。

であれば30代の今、思いっきり”30代の私”という等身大でいる事が私ができるサービスの1つなんじゃないかなと思いました。
年上のベテランさんとお話したり、早々にコーチングを始めて若くてもキャリアを積んでいる人と出会うと、刺激を受けるし「追いつきたい」という気持ちも出てくるけど、それはそれでちゃんと受け止めて、それとは別に
「30代の女性の私」でいる事に誇りというか自信を持とうと思いました。
今の私が出している雰囲気は10代とか50代とか別のステージの人たちには出せないモノがあると思うので。

スキルはきちんと磨く。
でもその前に「自分でいる事」が「アピールポイント」だと胸を張って言える自分でありたいな、と思いました。

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