見出し画像

”お部屋作り”をセルフコーチングに取り入れるという事

\自己紹介/
お部屋作りアドバイザーのみつばです。
お部屋作りは最高のセルフコーチングになる、という気付きから
「なりたい気分からお部屋作りを考えよう」をコンセプトにしたお部屋作りアドバイスをしています。


今日はお部屋作りがセルフコーチングにもなる、と思った理由をもう少しご説明したいと思います。

「他者と自分の線引きが曖昧な人がいる」という話を聞いた事ありませんか?私がこの言葉を聞いた時のキッカケは「SNSで見た、自分ではない他者に起きた事柄に過剰に反応し他者に攻撃する人がいる」という記事を見た時でした。
自分と他人は違う存在だと区別する境界線の事を心理学では”自他境界”というそうです。
自他境界が曖昧になっていると自分の思い通りにならない事に対してとてもストレスを感じたり、他者に対して「自分と同じ想い・価値観のはずだ」という思い込みで接して、それがそうではなかった時に「裏切られた!」などという感情になってしまったり、反対に他者に対して思いやりのない行動を取ってしまったりするそうです。

SNSが普及して情報にたくさん触れる機会が増え、それに対してリアクションやコメントができるようになり自他境界の曖昧さが可視化され、それがさらに自他境界を混乱させているように思います。
自他境界を明確にし、主体性を持つ事が「他人の欠点が自分の生活を支配しない」ためにも必要だなと感じています。

ここで、お部屋作りアドバイザーとしてみなさんに伝えたい事の中に「自分で唯一好き勝手できる空間なんだから、自分に合わせて作り変えて自分の機嫌が取れる空間にしましょうよ」というメッセージがあります。
これを日頃から意識する事が自他境界の明確化に繋がるな、と感じています。

一度、家から外に出て周りの建物を見渡してみてください。
いろいろなデザインの建物があると思います。誰かの家、学校、オフィスビル、お店、ショッピングモールなど本当に様々な建物がありますよね。
その中で好みのモノと好みじゃないモノがあるなぁと感じたり、私だったらこうしたいな、と感じる時もあるかもしれません。
では、あたなが「もっとこうしたいな」と思った建物に対してあなたの意向がその建物に反映される可能性はどのくらいありますか?
ほとんどの場合、0に近いんじゃないかと思います。
あなたがどれだけ、その建物に対して意見しても、あなたの影響が届かない事がほとんどです。
そして、それは当たり前の事なんです。
これに関して「まぁそりゃそうだよね」と思って頂けると思いますが、これは建物に限った事だから、そうなのではなく、基本的に世の中で自分の影響が届く範囲というのはごく狭いんです。
あなたの立場が不動産の管理者だったり、お店のオーナーや企画を担当している役割を担うものであれば少しは広がるかもしれませんが、それでも「自分の趣向・価値観に合わせて変えられる場所」というのは多くはないと思います。私は空間・建物というのは自他境界が可視化されているものだと思っています。
自分のお部屋作りをする際に「唯一好き勝手できる空間」という「目に見える自他境界について納得する事」から始めると、目に見えない自他境界についても、納得できる1つのきっかけになるのではないかと考えています。


noteでは「なりたい気分からお部屋作りを考えるってどういう事なのか」を発信していこうと思っています。
スタンドエフエムでも発信しています!音声派の方はこちらもぜひ、聞いてみてください!
https://stand.fm/channels/64b61105b352effb9d463b2d



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?