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noteを再開します!

4ヶ月ぶりの執筆となります。

 9月はじめに眼科での入院手術があり、1週間で退院したものの、眼の不調が続き、このnoteを長い間休んでいました。身体的な辛さもありますが、これまで3年ほど「写真」についてその都度頑張って書いてきていますが、どうもこの「note」の認知度があまりないものなのか、友人知人、あるいは仕事先などのみなさんが読んでいただいている気配もなく、どうしたものかと考えているところでした。

 もともと、写真雑誌を中心として文章を書いてきていますから、一定の読者のイメージがあったのですが、この「note」にはそれが見えない、伺えない「もどかしさ」があるようです。しかし、応援していただいている方々もいらっしゃいますので、再び書いていこうと決意いたしました。本格的には年が明けてからはじめます。とりあえず、入院中の写真と、それ以後の仕事先、さらには昨日のことなどから。


白内障だけならまだしも、案外たいへんな手術でした。
やはり病院食はまずいです。
土門拳記念館会館40周年祝賀会出席
リコーGR meet 鳥取


江東区の「小津橋」。1月12日に小津安二郎生誕120年関連の映画祭で私たちの「小名木川物語」を上映。

noteから遠ざかってしまい、なかなかうまく書けません。とりあえず昨日のことなどから。


毎年12月28日のルーチンワーク。

 深川富岡八幡宮と深川不動尊にお札を納めて、参道の250円の「ミックスお好み焼き」を食べながら道行く人々をながめ、さらに「ベビーカステラ」に並ぶ。 孫たちがいればカタチの悪いものが数個入った袋をお土産につけてくれる。ただそれだけの幸せ。

 この時期、海外に行くこともないし、友人とパーティで大騒ぎすることもないし、撮影の仕事などを頼まれたことも全くない。行く年来る年にただ身を預けているだけなのだが、さりとて「正月」が好きというわけでもない。元朝のお札の申し込み書に「数え年」欄をちょっと躊躇し書くのだが、確実にひとつ歳をとったことを痛切に感じてしまう。だから昨今は特に正月はなんとなく気後れする。どこか静かな温泉宿にでも行けばいいだろと言われたこともあるが、町にずっといる私としては、とょうど今頃の時間帯、暮れなずむ町のきれいな風景を眼にすることで、なにかちょっとした希望を持てるかもと思ったりしたいのだ。

 今年は1月早々から「町写真家」と名乗ったものの、なにか特にいいことがあったわけでもなく、その筋のジャンルの写真を撮っている方々のように忙しかったわけではない。「町写真家」としては、やはり「ミックスお好み焼」や「ベビーカステラ」がよく似合うというだけだろう。それもまぁいいかと、袋に一つ残ったベビーカステラを口にする。  2023年12月28日


古くから様々な読者に支持されてきた「アサヒカメラ」も2020年休刊となり、カメラ(機材)はともかくとして、写真にまつわる話を書ける媒体が少なくなっています。写真は面白いですし、いいものです。撮る側として、あるいは見る側にもまわり、写真を考えていきたいと思っています。