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【全市区町村めぐる旅】9日目、石川は北へ行くほど魅力的。(石川県金沢市〜穴水町)
こんにちは!みとりっぷです♪
今回はぼくがやっている全市区町村めぐる旅についてです!
ぜひ、一緒に旅しているように読んでくださいね〜!
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52.ひがし茶屋街(金沢市)
朝から金沢へ。
昨日、実は旅を14時前に切り上げていた。
全然そのままあと2カ所くらいは行けたのに、やめたのだ。
その理由は今日、まず金沢に来ることにあった。
か、かなざわだぁ~!!
といいつつ、ぼくはリアル10回くらい来てるのでそこまでは感動しないはず。なんでこんな気持ちになっているのか。それはぼくしかいないから。
これぞずらし旅!朝7時前に来ることによって、人がいない時間に独り占めが叶う。超贅沢なのだ!
ひがし茶屋街ともなると、適当な路地を入るだけでも美しい景観。
需要伝統的建造物群保存地区に選ばれているんだと、強く主張してくるようだ。
どこをとってもキレイですな。そしてある程度は碁盤の目みたくなっていて、城下町であることを忘れさせない。
ここ金沢は浅野川と犀川に挟まれた城下町を形成していて、浅野川東側にあるからここは”ひがし茶屋街”と呼ばれる。
犀川の西側に行けば、にし茶屋街もある。
あと実はね、ここネコスポットなんだよ。笑
ひがし茶屋街のメインの通りから少しずれるとコイツらが定住してる。いつもいる。かわヨ
53.内灘砂丘(内灘町)
日本一贅沢な金沢を満喫し、早々に内灘へ。
地味に初めて来るな。能登に行くときにも通らないし、まったく知らない街。この旅の醍醐味がここで輝くね!
この砂丘には河北潟の流れがあって、それを覗けば鳥取砂丘に次ぐ広さを誇る。
そんな砂は、目の前の水田にも利用されている。
空が広い。横に長く伸びる砂丘と海。まるで地図を見ているみたい。画面で見たそのものが現実になってる。
ちょっと感動するなぁ。
ここは5月になると世界の凧の祭典をやる。それ、見に来たいなぁ。
54.倶利伽羅公園(津幡町)
しばし津幡町へ。ここも金沢のベッドタウン。内灘もだし、昨日行った多くのまちでもベッドタウンがある。
これが北陸一の大都市のチカラですな!
車で倶利伽羅方面へ向かっていると、なにやらかわいい看板。なんか鳥が飛んでる!
もう一枚先に行くと引き返してきた。かわいいやつめ(?)
この看板のこと青看って呼ぶんだけど、ぼくだけかな?笑
あおかんって、マズいよね…笑
そんな邪な事を頭の片隅に起きつつ、倶利伽羅公園に着いた。
予想通り、ちょっと地味な公園。ここをもう少し進んで峠道を下ると、もう富山。
なんか高木さんいるんだが…笑
実はこの人、ここの英雄なのだ!
1934年、倶利伽羅峠で車が故障して30m下の崖下に真っ逆さま!当然車はボコボコに大破した。のに関わらず、高木さんと助手席の人は無傷だった!
そしてしばらく月日は流れ1959年の1月。倶利伽羅峠の不動明王が、
倶利伽羅峠には人が来なくて寂しいのう~
なんて告げられる夢を見た。そこで、あのとき九死に一生を得たのは不動明王のおかげか!と20年以上にわたって八重桜を植え続けたところ。
なんて話だ。すごすぎて草である。
でも今は人っ子ひとりいない。
それもそのはず、朝8時だし、桜なんて蕾すら膨らんでいないし。
挙げ句の果てに残雪。もう帰ろう。笑
…とおじいさんがトイレを使いに来た。よかった、人が来てた。
55.白尾灯台(かほく市)
より海側へ戻ってきて、かほく市は白尾灯台まで。
天気がじわじわ回復してきてるなぁ
今日は晴れると思ってたけど、思うようにはなかなか行きませんな。
ここは1914年に点灯されて、ついこないだの2018年まで現役バリバリだった。
なんかよくわからん石碑。説明読んでも理解できん。なんの話や!
この構図だとイケてますな!
スタイリッシュみを感じる。スラッとした灯台だね。
56,57.千里浜なぎさドライブウェイ(宝達清水町&羽咋市)
そそくさと千里浜にきた。
こんな看板建ってたんだね、4回目にして初めて知った。笑
最近話題になってた千里浜、波に飲まれて消えたんだったよな…
と、わかっていたけど普通。
今浜から入って、通行止めだったけど人は入れる。
一応、北側1/3は走れるみたい。よかった~!
ここはまだ宝達志水町だけど、北側まで行くと羽咋市にお邪魔することになる。
1カ所遊ぶだけで2つのまちを回れるとは、楽な話ですな。笑
でもあんまりこれはやりたくは無いなぁ。ぼくがそれされたら、少し寂しい。
これからはより控えよう。ほんとは羽咋でもうひとつ行きたかったけど、プライベートで行くとするかな。
あ、あれ…
行けねえんだけど。笑
なんで通行止めや?
と思ったらここまだ真ん中だった。
さらに北に行かねば!
よーし!ついた!
こっちはバッチリ車で走れる。
道服で車に向かうのはありえん違和感。キモい。笑
普段より走れる範囲が狭いからか、車のあしあと普段より濃い気がした。
58.雨の宮古墳群(中能登町)
さて、お次は中能登町へ!
かなり能登のとした所までいける!たのしみ!
だと思ったけど…
こんなんとか。
こんな調子。なんだこの道は。
信じられないくらい整備されていない。
もうひとつルートはあるけど、そっちは通行止め。
それゆえ、こんなゲーセンのジャングル巡るやつみたいな道を突き進むことを余儀なくされてる。
んでやっとこついた。もちろん人なんかいるわけがない。
そのくせ自販機と比較的キレイな建物が建ってやがる。いつ建てて、なんのためにここにあるんだよ!と憤るワイ。
そこには1枚の張り紙。
冬季休業のため、トイレは12月から3月まで使えません。
あ、休業とかあるんだ。どおりで…
でも、あまりにも道散らかりすぎてないかね。3ヶ月であそこまでなるかな…
なんか古墳っぽい。目の前の自販機は、当たり前だと言わんばかりに止まってた。
着いてからも少し山道を歩いて古墳群へ。なんか柵がしてあったけど、これは鳥獣被害防止策とのことで、鳥でも獣でも無いぼくは運良く入れるみたいだった。
でかい!あったぞ!これが古墳だ!
戦国時代とか、せいぜい奈良時代の建物はときどき見るけど、ここまで古いものはなかなか見る機会もない。なんかすごいぞ!
で、景色もバッチリ。中能登町のくっきりした平野部が見下ろせる。おもしろい地形してるなぁ
中能登は見るとおり、町の中をくりぬかれたようになっている。これがすっかり見渡せている。
向こう岸には2号墳。今いる1号墳と2号墳は、どうやら能登を支配してたような人物が埋葬されている。
そんなところの上に立てるなんて…
ワイが王や!能登を統治するんや!と気合いが入る。
まあ、入ったところでなにひとつ変わらないけど。笑
道中はトンデモ記だったけど、蓋を開けてみたらいいところやん。
59.七尾城跡(七尾市)
続いて七尾市へ。
さっき中能登の山の上から見ていた向こう岸の山に飛んできた感じ。ワープできりゃいいんだけどな。
これより本丸跡に至る
カッコいいですな。いくぜ!
おおお、すごい山だ。ここは築城された年代こそ分かっていないものの、16世紀に隆盛を極めたところ。
当時は全国屈指の規模を誇る城でありつつ、1577年に越後の上杉謙信に攻略されてしまった。
見事な石垣!
能登畠山氏の居城であって、この敷地の広さからどれだけの権力を持っていたか、まざまざと伝わってくる。
今残ってるこの石碑もイカしてるなぁ
さっきの古墳もそうだけど、能登にはかなり重要人物がいるみたいだな。
今はそこまで脚光を浴びるような地域じゃ無いけど、周期性を考えると、また500年後の西暦2500年くらいにやばいヤツが出てもおかしくない気がする。
そして見えるのは絶景!
七尾の海がよく見えるし、のとじまだってくっきり。
石川最長の橋・能登島大橋もきちんと見える。さすがの一言ですな。
60.能登長寿大仏(穴水町)
今日の最後を飾るのはここ穴水。七尾から1時間弱かかる、意外と能登は広いのだ。
う~ん、能登の海と島はキレイですな~!
…ん……んん?!!?!?!?!
ち、ちがうぞ!!!!
こ、これ、海と島じゃ無い!
ソーラーパネルと、山だ!!!
とまあしょうもないですね。笑
でもこれ、初見だとまじでそう見える。能登の隠れおもしろスポットである。
そして穴水町へ。しゃれた出迎えじゃないかい。
そして大仏。いや、現代的だな。なんか。
それもそのはず、コイツは2003年に安置されたばかり。まだまだこの世歴は浅い。なんならぼくより後輩である。
でも、対峙すると圧倒されるような…
今日のラスボスですな。っょそぅ。笑
この道中、能登の海が青すぎて見とれてた。なんなら、海でごちゃごちゃ喋って終わりにしようかと思ったくらい。
で、海を見に行くことに。
そしたら、
でんしゃだ!!!
のと鉄道の七尾線、1両で健気に走ってる!かわいくて草である。
じわじわ、ぼくのたびの鉄分が増えてきた。
別に鉄道マニアとかじゃないし、キハとか微塵も意味分からないけど、カッコいい。それだけでいい、見てて気持ちいいんだよ。
なんかアニメ列車もきた。笑
これは時刻表に載ってなかったんだけど…なんだったんだろ。
しかもぼくの目の前でしばらく徐行して、乗客みんな見てきたし。笑
手振ったらみんな振り返してくれたから、まあいいかな。
9日目まとめ
観光残高:2613円
今日めぐった市区町村:9
今までめぐった市区町村:60
全制覇した都道府県:1
旅の達成率:3.161%
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