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人間味のある人間

金八先生が「『人』という字は人と人とが支え合っている」と話していましたが、それを話すのに「人」という漢字を使わなければいけないのが紛らわしいと思う今日この頃です。

「人」という字がふたりの人を表すのなら、「人間」という言葉は腑に落ちるかも…?

いや、やっぱり「人と人との間」が「人間」になるのは腑に落ちません(笑)。

さて。よく「人間味がある人」なんて表現が使われたりします。いや、

人間味って何?


辞書を引くと、「人間味」とは「人間らしい温かみ」のことを言うらしいです。

人間以外のものに使うならまだしも、誰かに「人間味があるよね」と言われたら、「いや、人間だもの!」と思ってしまいます。

そう考えると、「人間性が高い」といった表現にも違和感を覚えます。

ある意味、こういったものが「人間味」のある表現なのかもしれません。

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