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MiTOHOKU Program 合同研修②~見つけた自分のビジョンを磨く~

こんにちは!MiTOHOKU運営事務局です!
本日は9月2日に開催された、MiTOHOKU採択者の合同研修Day2の様子をお伝えします!

今回の合同研修には、ゲストとして、MiTOHOKU Programのサブメンターとしてご協力いただいている4名の方々をお招きしました。みなさま、本当にありがとうございました。
 
【ゲストの皆様】
株式会社コー・ワークス 代表取締役社長 淡路義和さん
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会代表理事 森戸裕一さん
株式会社メディカルネット 代表取締役グループCEO 平川大さん
EY新日本有限責任監査法人パートナー 藤原由佳さん
 

〇採択者によるプレゼンテーション


前回の修では、自分の本当にやりたいことや人生の目標、センターピン(人生の軸)を考えました。
 
〇前回の研修の様子

前回の研修後に「本当にやりたいこと」を考えるためのワークシートが「宿題」として出されました。2週間「宿題」に向き合い自分の人生を考えた採択者たちは、今回の研修で自分の人生ビジョンを披露しました。


プレゼンテーションを聞いたゲストの皆さんは学生たちに質問を投げかけます。
 
「どうしてその目標を据えたのか」
「具体的な原体験はあるか」
 
1つ1つの質問に答える中で、学生たちは自分の内にある思いに気づき、学びを深めていきます。
 

 〇パネルディスカッション~ゲストの人生ビジョンから学ぶ~


続いてはゲストのみなさんによる、「人生のビジョン」と「そのビジョンに対してどんなアクションをしているか?」についてのパネルディスカッションが行われました。

平川さん(左)と森戸さん

森戸さんが語った人生ビジョンは「先端技術を用いて社会課題を解決していきたい」ということ。大学卒業後、IT機器の普及に合わせて大手システム会社に就職し、エンジニアの育成に尽力。自身の会社を起業したのち、現在は日本デジタルトランスフォーメーション協会の代表理事や複数の自治体のアドバイザーとして地方自治体のDXを推進しています。
 
大学時代はもともと先生を目指していたという森戸さん。複数の大学で教鞭をとり、さらにNPO法人を立ち上げ学生の人材育成をしていることから、「遠回りはしたが先生という立場になれてうれしかった」と語ります。1人でいくつもの顔を持つ森戸さんのスケジュール調整方法について会場からは驚きの声が上がりました。
 
 
 
そして上場企業の経営者として歯科医療プラットフォームビジネスに取り組む平川さん。母親が看護師をしていて子どものころに医療現場の大変さを聞かされていたことが、今の事業にもつながっていると語ります。
 
メディア事業や医療機関の経営支援事業などビジネスの全体像を説明したのち、話題は人材採用・育成に関することに。平川さんは採用のポイントについて「ビジョンに共感したメンバーや分野に特化したスペシャリストを採用している」と話します。時には厳しいことを伝えることもありますが、それでも成長したいと食らいついてくるような気概のあるメンバーを育てているそうです。


司会の藤原さん(左)と淡路さん

淡路さんは、私の人生ビジョンは会社のミッションとほぼ一緒です。と学生たちに伝えました。創業当初から掲げているミッションは「誰かの得意なことで、誰かの不得意を補おう」。大学卒業後、大手IT企業に勤めていた時に、尊敬していたエンジニアの個性・強みが生かされず、その才能が埋もれていくのを目の当たりにしたことをきっかけに、このミッションを掲げたそうです。「0から1を生み出すには1つの分野がものすごく得意で、100点満点で150点を取るような人が必要、ウチの会社にはそんな人が集まってきている」と淡路さん。会場の参加者は個性を生かせる会社作りの仕組みに聞き入っていました。
 
パネルディスカッションは藤原さんの司会のもと進行。藤原さんの鋭い質問でゲストの思いや経験がどんどん引き出され、ディスカッションは盛り上がります。参加者のみなさんとの質疑応答もあり、ビジョンを言葉で伝えることの大切さや、ビジョンの背景にある原体験の存在を知ることができました。


今回の事前研修は、プレゼンテーションやパネルディスカッションを通し、「自分が本当にやりたいものの根源はどこにあるのか」という自分への理解をさらに深める研修となりました。いよいよこれからは海外研修。自分と向き合った採択者たちが海外でどんな経験を積んでくるのか楽しみですね!

<MiTOHOKU Programの運営体制>

主催:
株式会社Wasshoi Lab

共催:
manordaいわて株式会社、七十七リサーチ&コンサルティング株式会社、株式会社日中BHEコミュニケーションズ、株式会社オーナー、国立大学法人東北大学、国立大学法人岩手大学、一関工業高等専門学校

特別協力:
株式会社七十七銀行、株式会社岩手銀行、仙台市、盛岡市、一関市

協力:
一般社団法人EO North Japan主催 GSEA東北大会、NPO法人学生ネットワークWAN主催 学生エバンジェリストアワード、研究コミュニティ ミツバチ

経済産業省
令和4年度 未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金AKATSUKIプロジェクト 採択事業

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