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【家族のこと】母に対して思うこと。

おはようございます。
イラストレーターのミトシです。

今回は下書きなしで、
母に対しての思いを徒然と語らせてください。
目次もなく、ただとつとつ思うまま書きます。



私は母にもっと共感して欲しかったのだと、
最近思うのです。

今も元気とは言えないが、健在でこの前
28日に64歳になった。

誕生日プレゼントは、今年は用意していない。
毎年毎年、「なんかね」と文句を言われる。
「こんなものにお金使う必要ないのよ」と。
それは母なりに優しさで言うのはわかる。

でも、母は自分にも他人にも厳しいのです。

小さい頃から、母は私たちに
「そんなこと言われてもねぇ」と
あまり強くはないが、共感できない、と
よく返事に使っていた。

私の自己肯定感が最近まですごく低かったのは、
幼い頃からそう言われて、
共感して欲しかったのに突き放されてきたからだと
勝手に理由づけています。

それは母にとっては、できる限り寄り添ってくれて
「話は聞くけどね」の意味で使っていたとも、
母なりの「困ったね」だとも思うけど。

「そんなこと私に言われてもねぇ」
なかなか、共感や肯定をしない母。

虐待やネグレクトとは程遠い、
献身的にお世話してくれる母だけど
私はそれより母に共感を求めていたのです。

奔放で無鉄砲な父を支え、
引っ込み思案で頭だけ切れる私も、
おしゃべりで勉強はできない弟にも、
母は代わって、家事も仕事もしてくれている。

母は、過去私がテストで98点を取ったとき
「どこを間違えたのよ」と抑揚もなく言い、
褒めてはくれなかった。
絵が地元の展覧会に飾られたときも、
見に来てくれたけど、
「絵はさっぱりわからんね」と。

そんな母は、最近どんどん痩せてきている。
元々食が細く、小さな茶碗1杯のご飯に
醤油をかけて食べる程度の食事が多い。

私たちには大皿にたっぷりのおかずを用意するし、
小鉢も2、3添えてくれるのですが、
自分はちょっぴりつまむだけ。

私の病院費がかかるからというのと、
仕事を休めないのと、そもそも病院嫌いなのとで、
病院にも行かない人です。
心配しています。でも聞きません。

そのくせに、私の大きい病院通いには
休みをとって付き添ってくれます。

嬉しいです。でも、そうじゃないんだ。

「今日も付き添ってくれてありがとう」とは
ちゃんと伝えてはいます。

でも、そうじゃないんだ。

母は今日も仕事に行った。
私はまた家にひとり、好きに過ごす。
絵を描くこと、文章を書くことは、
苦手な人よりはできる。

ひとり、複雑な気持ちを抱えながら、
今日もペンを握っています。



うん、何か真を突くことを言えればいいのでしょうけどね。

まぁいいか。

とりあえずこれで終わります。
ここまで読んでくれる奇特な方はいるのだろうか。

いたとしたら、あなたはとても優しい方なのですね。
ご精読ありがとうございます。

優しいあなたにも、我が母にも、幸多からんことを祈るばかりです。

サポート誠にありがとうございます。 これからもよろしくお願いいたします。