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落し物と、ヘルプマークの使い方。【提げるだけじゃダメ?】

おはようございます☀️
イラストレーターのミトシです。

いつも応援ありがとうございます。
きっと今日も読みにきてくださったんですね。
とても嬉しいです(*^^*)

さて、昨日の通院時、私は大変な失敗をしました。

ヘルプマークを落として失くしちゃったんです〜( ;꒳; )

元々私は精神疾患の統合失調症と、
子宮体がんで子宮摘出を経ていること、
そのほか色々な疾患で体調を崩しやすくて、
ヘルプマークユーザーなのです。

昨今色々話題に上がる、ヘルプマーク。
落し物しちゃって昨日は凹みました。

という訳で、軽く落し物の話と、
ヘルプマークの私なりの使い方をお話します。

落し物が帰ってくる国・日本

元々落し物が帰ってくると有名な日本。
財布やスマホまでもが、中身そのままで帰ってくる
もはや脅威の親切さです。

そして、上述の通りヘルプマーク見つかりました!!

見つかったのは都営バスの中だったようで、
今朝連絡があり、明日父が取りに行ってくれるそうです。
(6/4.22時今日のうちに父が取りに行ってくれました!)

父の連絡先書いといて良かった……。゚(゚´ω`゚)゚。

都営バスでは各営業所で3日間の取り置きをしてくださるそうです。
その後は都営交通局の忘れ物センターに送られるのですが、
それは4~6日目のこと。
7日目以降は警視庁遺失物センターに送られるので、
心当たりのある方はできるだけ早めに
問い合わせた方が良いですね!

ちなみに遺失物センターで一定期間、
落とし主が見つからないと、
ものによっては中古品として売られるんだとか。

あと、遺失物係の母の話。

詳しくは話せないのですが、母はある企業の
遺失物担当で勤務中です。

色んな遺失物があるのを、聞かされています。

そして、施設や企業の方針によって、
落とし主の現れなかった落し物で問題ないものは
社員さんがもらっていく、というところもあるのだとか。
(おばちゃんの噂レベルです)

詳しくは守秘義務で聞かされないのですが、
そういうのもあるのか!( ゚д゚)クワッと
落し物失くし物はしたくないなーと思います。

もちろん個人情報のわかるものや、ナマモノや腐るもの、
金品などは配布されません。
それに基本的に先述の警視庁遺失物センターに行くので、
そういうところや場合もあるんだー、程度の話ですよ。

こぼれ話でした。

そんな、落し物の話。


ヘルプマークの使い方

そもそもなんでヘルプマークが見つかったか

ヘルプマークをご存知の方が増えているので、
ヘルプマーク自体の説明は端折ります。

でも、あれってただ提げているだけで、
落としても見つからないんじゃないの? と
思ったかもしれません。

実はヘルプマークには、
提げてアピールに使うだけじゃなく
『使い方』を知るとメディカルIDとしての
医療情報を記述できるのです。

私は『その使い方』で、緊急連絡先の父の連絡先を載せていました。
おかげで今朝連絡がきた、という訳です。

使い方について、詳しく説明しますね!

表面:アピール用、裏面など:医療情報

ヘルプマークは配布時、白いシールを添えて配布されます。
その使い方に「?」を浮かべた方もいらっしゃるかと。

そのシールは、ヘルプマークの裏面になる片側に
「自分はどういうことで困るか」
記述するように添付してくれているのです。

後期高齢、内部障害、その他様々に
皆さん困りごとがあるから
その内容を書いてね、ということです。

ただ、私はシールではなく、『ほかの示し方』をしています。

ヘルプマークはだいたい名刺と同じサイズです。


名刺用紙に、両面を使って必要情報を書き込むのです。

そしてその必要情報の入ったカードを添付して
ヘルプマークを提げるのです。

方法は簡単。
まず、名刺カードの表面となる方の面に、
周囲に知って欲しい情報を書き込みます。

  • どういう困ることがあるか

  • 困っていたらどうして欲しいか

  • 裏面に緊急時に必要な情報を記述していること

を書くのがオススメです。

そして、反対側の裏面には
個人情報など、医療の対応が必要な時に助けになる情報
簡単に書きます。

  • 患者の氏名

  • 性別

  • 血液型(RH+/-)

  • 生年月日

  • 罹患している主な疾患や障害

  • 緊急連絡先の氏名

  • 緊急連絡先の族柄

  • 緊急連絡先の電話番号

などを、簡単に記述するのがいいでしょう。

裏面同士を合わせて提げる

そして、ヘルプマーク自体の裏面と情報カードの裏面が
合わさるようにして、提示する
のです。

名刺カード自体を小さめにカットして、
それから情報を両面に記述し、
テープでヘルプマーク自体に貼るのもありでしょう。

私は、以前Xで使い方を紹介しているツイートを見てから、
社員証などの入るカードケースや、
挟み込んで使えるちょうどいい大きさの入れ物に入れて、
カバンなどに提げています。

百均グッズの推しアクスタクリアケースもいいのですが、
今回のように落とさないタイプの頑丈なものをおすすめします。

この前いいなーと思ったのは、
ワッツで売られている推しアクスタクリアケースです。

ボールチェーンだと外れるので、
ワイヤーキーリングなどに付け替えるといいでしょう。

私はカラビナでいいじゃん!って思っていて、
キーリングにしなかったんですが
この有様で外れて失くしたので、
できるだけ対策はした方がいいです。
(個人情報はいってるからね!)

こんな感じで、便利に使えますね。

でも本当に必要かな? そんな使い方

ヘルプマークは困りごとの提示マーク

これ以降は、私の考え方なので一概に言えませんが
昨今困ったことにヘルプマークを濫用する方も
少なからずいると聞きます。

我々のように「困りごとの提示」としてではなく、
そういう捉え方をされると、
こちらはさらに困ります。

ヘルプマークに「困りごとの提示」をするかは、
個人の考え方もあると思います。

しかし、私は一度、それでショックなできごとを経験しました。

救急隊員さんに、「アピールだけか」と言われた。

どうしても体調が悪くて、
救急相談窓口から救急車を手配してもらったことが
一度あります。

その時に、玄関口で必死に必要なカバンを持って
対応してもらいました。
そのカバンには、「ただのペラペラのヘルプマーク」を付けていました。

救急隊員さんが、ヘルプマークを見て反応すると同時に
「困ったな、このヘルプ、アピールだけだよ」と
もうひとりの隊員さんに言ったのです。

救急隊員さんを批難するのではなく、
私が無知で何も着けていないヘルプマークを提げていた
ということです。

救急時は、僅かな情報が命に関わります。

ヘルプマークには、そんな時の命綱にもなるのです。

幸い、この時は搬送先で容態が安定して、
そのまま帰宅できました。
(救急対応してくださった皆さま、
ありがとうございました。)

使い方は人それぞれだとは思う。

でも、便利な使い方は、知っていて損はないです。

こういう使い方もあるよ! という情報をお持ちの方は
ぜひこの記事にコメントでご教授ください。
この記事を見てくださった方にも、伝わると思います。

noteはSNSプラットフォームとして、実に優れています。
この記事だけではなく、有益な情報がたくさんあると思います。

ヘルプマークユーザーとして困りごとのある方にも
良い紹介として一助になることを願います。



長くなりまして申し訳ございませんm(_ _)m
ここまでご精読ありがとうございました。

読んでいただけて嬉しいです。
ヘルプマークは、使う側も、見つけた方も
上手く扱える座標であればと思います。

いつも応援ありがとうございます😊

イラストレーターのミトシでした(*^^*)

サポート誠にありがとうございます。 これからもよろしくお願いいたします。