大きな石とおじいちゃんと私
子供の頃はよくいろんなことを空想したり、ありもしないことや、現実的ではないことをよく考えたりして過ごすのが好きだった。
その現実的ではないことを実行しようとして母方のおじいちゃんに慌てて止められたことがある。
あれは私がまだ2、3歳の頃だと思う。ぼんやりとした記憶だがなんとなく覚えている。
2、3歳頃だから、まだ私が母方の祖父母に預けられていた頃の話だ。
夕方になるといつものようにおじいちゃんは私を連れ出して近所の公園まで連れて行っていた。(おじいちゃんはそれを口実に近所の