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2020年4月、阿佐ヶ谷で暮らし始めて

21歳になって初めて一人暮らしを始めた。ずっと家に籠っている。

駅徒歩15分、築40年弱の1K6畳、3点ユニットバス、上の部屋から物音はよく聞こえるが日当たりはいい。

この暮らしを始めて得た知見は、カーテンがないと部屋はよく冷え込むこと、コインランドリーで勝手に入れられる洗剤はいい匂いではないこと、そして人に会わず、自分だけのためにご飯を作り、自分しかいない部屋で過ごすと今まで気にしていなかったものに向き合わざるを得なくなるということだ。

自分のことを元来一人でいるのが苦にならない質だと思っていたが、受け入れられるのは孤独であり孤立では無かったんだなあ、みつお

阿佐ヶ谷という街が大好きで、憧れてきて引っ越してきたものの、自由に身動きが取れない今はただ街の雰囲気にばかり簡単にあてられてしまい、自分の中の自意識ばかりが大きくなってこんな文章を書いている。

カーテンが届くまでは段ボールをカーテン代わりに窓に貼る生活をする。

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