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新人の育成について考えてた

先日、新人研修とメンターで面倒見ていた後輩が、期待の若手になっていたのを目撃したので、教育担当だったころに何を考えていたのか書いてみることに。


1.なるべく明るく話す

ぶっちゃけコミュ障なので相手が新人であってもシンドイのですが。
タメ口で、なるべく明るい声で話すようにします。
敬語でもいいかと思っていたのですが、少しでも威圧的な空気を低減したくてタメ口に。まあ先輩ですし、許してくれ。
どう考えたって他の社員より接する時間が長いし、メンターは「何かあったときこの人では頼りない」と思われたらダメなので、なるべく明るくハキハキと喋るようにしてました。

2.新人の非でないことは全て謝る

「手順書に記載されている内容に誤りがあり、1時間くらいハマってしまった」とかはあるあるだと思います。
そういう時は「正直その手順書作ったのぼくじゃないんだ」とかは一旦置いておいて、こちらから謝ります。
新人からしたら「手順書の手順守ってるのに!オレは悪くない!」と思うかな、と考えたからです。悪くないのはお互い様なら余裕ある方が謝ればいいか、くらいに思っています。

3.なんでもは答えない

新人研修だメンターだと言っていても、いつかは一人立ちするので、そうなったときに困らないようにはじめのうちから自分で出来るようにする訓練ができたらいいのかなと思っています。
「ここはこうすればいいよ」ではなく、「似たような実装があるからちょっと探してみてほしい」と言ってみるとか、「これは○○さんが詳しいから○○さんに聞いてみて」などと他の人に質問に行かせたりです。誰に聞いていいか分からないからメンターに聞く、でOKですが、誰に聞いていいか分かったらその人に直接聞いてほしいと思っています。

4.仕事に関係のある雑談を挟んでみる

業務の話ばっかりだと息が詰まるかな、と思うので。
ただまあプライベートな話題に踏み込んでハラスメントとか言われるのは嫌なので、無難に仕事に関係ありそうなところから話題を探します。
弊社では新人が電話応対を担当しているので「もう電話応対には慣れてきた?」とかは相手を選ばずに使えます。あとはまあ、「この間○○さんに聞いてっていったやつ、大丈夫だった?」とかです。そのうち、ちょっと笑いながら受け答えしてくれるようになります。

5.成長を褒める

褒められて嬉しくない人はいないと思うので。
このとき、同期の他の人と比べるのではなく、ちょっと前の本人と比べるようにしています。自分が同期と比べられた時、とても嫌だったので。
「この前より早く終わったね」とか「この前やってた作業より難しい作業だけどできたね」とか。あんまり褒めすぎても嫌味っぽいので、塩梅が難しいですが。

6.ダメなことはきちんと注意する

「これは前にも同じことを説明してるよ」とかは、ちゃんと言います。私自身は「3年目くらいまでは大目に見るべき」と思っていますが、他の人もそうとは限らないので。新人のうちなら許されることも、年数を重ねる毎に許されにくくなっていくので、早めに指摘してあげる方が相手のためにもなる、と信じてますがどうでしょうね(´・ω・`)

7.「新人」という言葉はなるべく使わない

「新人」でくくられると、名前覚える気ないなって思わないですか??
ちゃんと名字覚えて名字にさん付けで呼びます。男性でも女性でも、です。
稀に「男性でも女性でも後輩なら呼び捨てる」とかがいますが私には難しいので、どちらにもさん付けすることにしています。
男性の新人に「くん」付けで呼ぶ人がいるのですが、私はさん付けに直すタイミングが出るのは面倒くさいのでさん付けです。えっ、30代でも○○君って呼ぶ??どこのアイドル事務所??
弊社は中小企業なので、覚えられるくらいの人数しか入社しません。なのでなるべく全員覚えます。下の名前まではすみません勘弁してください。

こんなところですかねえ……これを実行したら必ず効果が出るなんて無責任なことは言えませんが、そう悪くないんじゃないかなとも思っています。
長くなってしまいました。お読みいただきありがとうございました。




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