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身の上話:PTSDと診断されたので治したいと思います

この記事は以下の理由から有料記事にしています
・身バレ防止
・診断や治療の内容など、専門的な話題がある
・あまりオープンに話したくない、話すべき内容ではない(誰でも見れる状態にしたくない)
・普段同人活動をしている私を知っている人が間違えて読まないように(作者の経験と活動内容を結び付けて考えてほしくない)(興味がある人はお付き合いください)

この記事の概要は以下のとおりです。
・幼少期に性的被害を受けて、今まで生きづらさを抱えて生きてきた
・このたび、めでたくPTSDと診断された
・私の生い立ちと、診断までの経緯を順を追って説明(身の上話)←一番長い
・今、私の心の状態はどうなっているのか

(記事の内容は3万字越えています)

この記事を購入してくださる方は、以下の点にご留意ください。
・記事の内容を、同じ症状に苦しむ人への参考などの用途以外に、みだりに関係のない他人に伝えないでください。
・スクショやコピペを他サイトへ転載したり、誰でも見られるところに掲載したりしないでください。
・アラサー女の性的な体験など人によっては不快感をもよおす記述もあるかと思うので、購入の際はよくご検討ください。購入・購読後に不快になった等の苦情は受け付けかねます。

ちょっとあまりにもあまりな出来事なので、すでにいろんな人(頼れる人)に話してしまっているんですが、ちょっと1人で抱えるには重すぎるので、こうやって包み隠さず打ち明けて誰かに読んでもらうことで、発散したり解毒することを目的としています。
がんばって生きているのでどうか見守っていて欲しい。よければ応援して欲しい。あわよくば頑張って生きていることを褒めて欲しい。

扱う話題はキツいものかもしれませんが、
最終的には暗い話ではありません。ハッピーエンドです。
似たような境遇で悩んでいる人などがいたら、参考になればと思います。

■プロローグ
今月頭、10月1日の朝、会社に行けず休みを取った。
原因は、前の日の夜、夢にとある男が出てきたこと。目を覚ますとひどく気分が落ち込んでいて、その日はとても会社に行って仕事をする気になれなかった。
そこで、人生ではじめて自発的に心療内科に行ってきた。
今の職場での悩みや困っていること、朝起こった症状などを話して診断してもらった。

PTSDだと思われます。
可能性があります、傾向があります、先生にどういう風に言われたかはよく覚えていない、衝撃的すぎて記憶が少し飛んでしまった。
その日まで私は、「人より少し疲れやすくて、少し心が弱い、普通の人」だと思っていた。それと、PTSDというのが、あまりにも重大な、そして珍しい境遇の人がかかる病気のイメージがあった。まさか自分がそうであるとは、今まで一度も考えたことがなかったのだ。

■敬意をざっくりと説明
①トラウマとなった原因の出来事
5歳ごろに両親が離婚。
小学校低学年の頃に、母が新しい男と同棲しはじめた。わたしが性的被害を受けた、加害者男性である。
わたしは2回の性的被害のことを誰にも話せず、我慢して3人で暮らしていた。
中学生の時、母が加害者男性と別れた。母に聞かれたのでわたしは性的被害をうけたことを母に告白した。
・心の動き、発現した症状:感情の抑圧。大人びた言動。

②トラウマと向き合わないまま成人
中学3年生の高校受験の頃、大きなストレスと不摂生があいまってアトピー性皮膚炎を発症。
高校3年ごろから遅刻・休みがちになる。
大学4年の就職活動の頃、引きこもりがちに。鬱の症状が出るが、母親にすすめられても病院にはかからなかった。
地元の企業に就職後、コミュニケーション不全などから2ヶ月で辞めさせられる。
・心の動き、発現した症状:不摂生な生活。現実感の無さ。母親への不信感。

③自力で回復していく
その後週4の単純作業アルバイトを4年間続け、「だんだん自我を取り戻す」体験をし、他人に心を許せるようになって、人とのコミュニケーションが円滑にいくように。
20代後半、漢方薬が体にとても合ったのかアトピー性皮膚炎が寛解状態に。精神的にもかなり回復する。
その後転職活動をはじめるが、コロナ流行とかぶったこともあり、転職がうまくいかず気が塞ぎがちに。すすめられてはじめて心療内科に行き、「重度の鬱」と診断される。
その後診療やカウンセリングは受けず、無事転職でき、希望する業種で働くことに。
・心の動き、発現した症状:疲れやすく、フルタイムで働く体力がない。職場の男性とのコミュニケーションによるストレスがある。

週5で働き始め、ビジネスマンとしての基礎を叩き込まれる。自身の成長のため自らそう扱われるように希望していたが、体力がついていかない。とくに年上や権威のある男性とのやり取りで強いストレスを感じてしまう。強いストレスを受けた時に、決まって性的被害を受けた加害者男性の夢を見るように(被害を受けた後、今までも定期的に夢に見ていた)。

職場の男性とのやり取りに少しずつストレスを感じて、帰った後はぐったり疲れてご飯も食べずに眠ってしまう、などが週に2回はあった。
趣味にかける時間も取れず、発散できないことも悩みだった。
そんななか心療内科にかかった理由は、自分が、幼少期に受けた性的被害が原因の「男性恐怖症」なのではないか?と思ったためだ。
男性恐怖症の正式名称はわからないが、診断書をもらって、会社と働き方を相談しようと思った。

そして、PTSDと診断された。
会社と働き方を相談するどころの話ではない。
今までトラウマとなった原因と、自分自身としっかり向き合ってこなかったのが原因だと思い、これを機会にきちんとカウンセリングを受けようと決めた。自分の病気と向き合って、治そうと心に決めたのである。

概要は以上です。
以下は完全に身の上話。とても長くなるし、性的なことにもかなり具体的に触れています。
でもそれは自分の中の毒を吐き出して身体の中を綺麗に掃除するためのものだから、どうか心配しないで聞いて欲しい。

これは、私が「私」を取り戻すためのお話です。

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