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つのまんにプリン味のデモデーモを飲ますお風呂時間

3歳の息子がお風呂をしぶったので、ぬいぐるみと一緒に入ったら大変盛り上がった話。

今日から幼稚園が休園になり、また一日中べったりの日々が始まった。

夜8時半過ぎ。
息子は夕方から機嫌が悪く、ギャン泣きしまくり。
こっちの体力気力は底をつきかけている。

しかし息子はテンション高く遊びまわっていて、お風呂にはいりたがらない。

そこでぬいぐるみと一緒にお風呂に入って、洗ってあげようという提案をしてみた。次男がしゃぶるため汚れていたのだ。
「ぬいぐるみとお風呂」は2歳のころにもやったことがあるが、それは覚えていなかった。
「え!なにそれ!?いく!」と目を輝かせて風呂場についてきた。


ちなみにぬいぐるみは「つのまん」と言う。
息子が名づけた。上の写真の子です。
あまりつのが目立つタイプじゃないと思うが、響きがかわいいので気に入ってる。

「つのまん洗う前に体洗おう」と言うと素直に従い、いつもよりスムーズにお風呂ミッションは進んだ。

湯船に浸かりながら、洗面器でつのまんを洗う。石けんをこすりつけてから押すと、面白いほど泡が出てくる。息子はゲラゲラ大笑い。
何度か押し洗いしてすすぐと結構白くなった。ひとつやり遂げた、いい気分。

そして一緒に湯船にぷかぷか。

「つのまんに れもねーど を つくったげるね」
プリンの型やじょうろを使って、息子はおままごとをはじめた。

レモネードなんてまだ飲んだことないのにどこで知ったのやら。ちなみに息子の発音では「デモデーモ」に聞こえる。

「わーい!つのまん、飲みたーい!それは何からできてるの?どんな味?」
つのまんのふりして聞いてみると、いばって答えた。
「れもねーど は れもね からできてるんだよ。そんで きいろい ぷりんあじ」

レモンではなく「れもね」?
そして黄色いプリン味?

ふっ、こやつ、なにもわかってないな。
まだ3歳の未熟者であったことをおもいだす。
今日何度も本気で口論したのがばからしくなってくる。

「はい、れもねーど できたよー。つのまんはあかちゃん。たべささして あげるね。あーん」
プリンカップからスプーンでお湯を運ぶ。

何往復かすると食べさせるのに飽きたようだ。
「あとは ぜんぶ ながしこんであげるね。」
優しげな声で言うと、顔面にデモデーモをぶっかけた。

お風呂で遊びだすと、今度はでたがらなくなるのだが、今日は簡単だった。

「つのまんをどうやって乾かすか知ってる?」
と言っただけで、興味を持ってついてきた。
つのまんより先に急いでパジャマを着ちゃおう、という誘いにもうまくのってくれた。

つのまんはバスタオルでのり巻きのように巻いて、上からぐっぐっと押す。
息子はのり巻きにしただけで何故か爆笑。押すのも積極的。最後は昂ぶってバスタオル越しに踏みつけにしたのでストップさせた。

ひらべったいぬいぐるみなので、これだけで乾かし終了。かんたん。
今は物干し竿のうえで休んでいます。おつかれさま。


疲れて時間もない時にわざわざぬいぐるみ洗わなくても、と最初は少し後悔していた。
が、結果的に息子はごきげんで、こちらのいうこともよく聞いてくれた。

これから先が見えないおこもり生活の中で、こんな風に新鮮な遊びをいろいろ取り入れていきたい。
無理せず、きげんよくいたい。

とりあえず明日はほんとのデモデーモを一緒に作ってみようかな。



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