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原点回帰

明けましておめでとうございます。2023年になりましたが、世間の騒ぎは変わらず続いております。

この二年間、海外文献の翻訳を中心に凝った反ワクチンの発信を続けてきた私ですが、今見ると昔の翻訳がドヘタやなぁ、多少は成長したなぁと染み染みしておりまして、新年ということもあって原点回帰をしようと思い立ちました。

具体的には、私が全てのワクチンが詐欺であると確信するに至った1903年のレイノルズ紙に掲載された、Joseph P Swan著「Why I am an anti-vaccinist」の再翻訳です。

当時まで反ワクチンって大体ベジタリアンか代替療法の方々がヒステリックに叫んでいる印象が漠然とあったのですが、この記事は非常に論理的かつ哲学的な批判も交えた、ウィットに富んだ内容であったことが興味を惹き、且つここで描写される当時の論争が、120年後の現代において何ら成長なく巻き起こっていることに感銘を受けました。特筆すべきは、黎明期だけあって人々の深層心理に予防医学の観念が浸透しておらず、ワクチンに対するありのままの人間心理が情熱的に描かれていることだと思います。

そんなわけで、この文献を解説付きで現代に復刻させることが今後の為になるのではないかと思い立ちました。そのままnoteに掲載してもよかったのですが、noteはシンプルなデザインが執筆側に優しい分、長文になると飽きるという側面があるように思います。書籍のようにページを捲る感覚が読み手の心理的リセットの側面があり、読書にはこの感覚が必要だと常々思っておりました。

そんなわけで、ちょっと自分なりの挑戦で、BaseでPDF販売をしてみようと思います。

※本当はAmazonのKindleにしようかと思ったんですが、手続きが何かと面倒だったので、臨時でBaseを選びました。今後媒体をどうするかは僕の気分次第です。

ただ翻訳だけしていればいいものを、偉そうに訳者前書きなんか書いてみたりしたので、引用します。

 本書は、1903年11月29日に英国のレイノルズ紙に掲載された記事「Why I am an Anti-Vaccinist.」の全文訳に加えて、現代の知見による解説を加えたものである。
 2020年に新型コロナ騒動が勃発し、全世界がワクチンを待望する最中、訳者は一人ワクチンの起源に遡っていた。「予防」という曖昧な概念を如何にして医学は確立してきたかが不明だったためである。その過程でこちらの原文に辿り着き、ワクチンの歴史が完全に詐欺であることを確信するに至った。現在の訳者の活動の契機となった書でもある。
 本書の際立つ点は、巷でよく言われるワクチンの統計的詐欺や成分の危険性を指摘するに止まらず、珍説が次から次へと量産される様を嘲笑し、それらを客観的に、論理的・哲学的に批判しており、尚且つそれを限られた紙面の中に簡潔に纏めている点である。分量としても負担にならず、広範な問題点に触れられる点、そして当時の論争が、技術の発展したはずの120年後の現代と全く変わらぬ様相を呈しており、現代との対比となり得る点において、本書を復刻させることが最適だと考えた。
 訳者は常より、現在のコロナ騒動それ自体の危険性よりも、コロナワクチンのみへの注目により他の薬剤への注意が逸れること、混乱に乗じた従来ワクチンへの警戒が失することを危惧している。誰もが自身の健康を願って止まないはずであるが、その自助的な健康管理の中に自然にワクチンが文化として浸透している現実は、その黎明から続く反対運動の隠蔽の結果であり、その裏には多くの悲劇があるのである。
 具体的なワクチンの生体内での有害影響を論じる場面は他の機会に譲るが、本書の目的は、現代に当然のように浸透している「健康管理としてのワクチン」に一石を投じるものであり、現在の論争が120年前の鋳型に過ぎないことを訴えるものである。真の健康管理とは、Swanが度々引用する「公衆衛生思想の父」ことJ.シモンの言葉を借りれば、「個人的な自己制御という知恵」なのだと思う。従って、Swanが120年前に警告する通り「不安を煽る写真や、馬鹿げた誤った統計を突き付けて大衆を脅し、ワクチンの誇大広告がされようと、蔓延防止手段としての牛痘だけは信用しないように注意が払われている」状態を民自身の自助努力によって維持しておくことこそが必須であると考える。
 ワクチンは歴史の要所で重要な役割を果たしている。それは従来史のような「伝染病の防止策」などというような生易しいものではなく、狂乱に乗じた積極的な兵器としての利用である。訳者の今後目指す所は、今一度ワクチンを中心に歴史を再構築し、後世の為に真実史を遺しておくことである。本書がその起点となることを願う。
―2023年1月7日 MitNak
横浜某所にて。

Baseのやり方がイマイチ分かっていないので想定通りの挙動をするかが不明なんですが、一先ず限定5部で¥450(早速完売したので値上げしました。ありがとうございます(‾◡◝)グヘヘ…)で販売します。※どっかの村×○子とかいう輩に対して喧嘩を売る価格です。ご購入頂いた方には感想なんか書いてもらえると、単純に僕が喜ぶのと、口コミ効果なんかもあったりして二重に喜びます。


まだまだ厄介な騒動は続きそうではありますが、淡々と自分のやるべきことに邁進していく所存です。今後ともよろしくお願いいたします。

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