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いざ,Googleへ(Day17-Aug.26 後編)

Storeを出てから、Uberに乗ってGoogle MP1のビルを目指した。Sunnyvaleにある新しい社屋である。色々の困難の末、やっとの事で取得できたアポイントメントである。最初、到着したとき実感が湧かなかった。ずっと行きたいと思っていたGoogleに入る事が出来るのだ。しばらくLobbyで待ったの後、今回エスコートしてくれる方と合流した。

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まず最初に、MP1のLobbyでゲスト用のIDカードを発行した。この時点でとても興奮してしまった。その後MP3に案内して貰えた。MP3には、様々な娯楽施設が併設されているらしく、Google社員のオススメスポットらしい。エレベーターから驚きの連発だった。エレベータホールで、行き先を選択するのである。自動的に乗るエレベータが指定され、中に入ると閉まるボタンしか無かった。さすがIT会社。オフィススペースは見せられないとの事だったが、全面ガラス張りのビルはとても綺麗だった。外の光が全て入ってくるので、とても明るく透明性の象徴だった。また、自由に飲み物やお菓子を取ることが出来るバーがあった。Facebookはもっと充実しているらしいが、飲み物の数に驚いた。Caféもあるらしい。また、ビリヤードをする場所もあった。

Music Roomもあるらしい。会社の中にはクッキング教室があったり、ジムなど本当に生活出来る環境が整っていた。ビルディングを案内して貰った後は、MP1に戻り食事を頂いた。レーンに並んで、自分の好きな料理を取ることが出来た。更に、ドリンクコーナーがあって、水にレモンと緑を混ぜたものや、お茶みたいなものまで様々だ。蛇口からは水やスパークリングも出るらしい。席に着いて、美味しくアメリカ滞在最後の昼食を頂いた。


食事をしながら、会社の事について沢山教えて貰えた。本当に沢山の事を教えて貰えたので、全て書き切れるか分からないけれど、覚えている分だけは書き出そう。
・仕事の効率について
 アメリカでは、合理的で効率を求めるためかなりの量はこなすらしい。もし、必要があれば徹夜してでも仕事する。その代わり、働き方のスタイルは自由。
・仕事と趣味
 Googleだけに限らないが、シリコンバレーのIT企業の働き方は日本と大きく違っている。日本は休み時間などしっかり決められているが、アメリカでは「自分に合わせて、好きなときに休んで、好きなときに仕事する。」という感じらしい。会社の中には、クッキング教室やジムなどのアクティビティがある。自分が行きたい時に行くそうだ。その代わり、ノルマの達成は厳しいので、働くときはしっかり働くそうだ。ONとOFFの切り替えが凄い。
・米IT企業の人は何故、IT企業を転々とするのか
 半分はヘッドハンティング。半分は、自分を常に磨くために、違う環境に身を移すらしい。日本は長期雇用の形態が一般的だが、新しい環境で仕事をすることに前向きだそうだ。
・サービスのリリースについて
 Googleの社員には「20%のパーソナルプロジェクト」と言うものがある。仕事時間の20%は、自分のやりたい事をするらしい。Gmailはその「20%パーソナルプロジェクト」から生まれたらしい。社員全員がこれをする分、沢山のアイデアが生まれるがもちろん実用化されるものは少ない。自分でプロジェクトを作るそうだ。
・Google社でのMac・Windows
 一昔前までは、自分のPCを社内で使う事が出来たらしいが、今は社員ポータルでパソコンを選んで支給されるらしい。Mac・Windows・Lunixの3種類があるらしい。1つのOSに絞り込むこと無く、全てのプラットフォームを経験することが出来るらしい。
・Googleの採用試験について
 あまり学力は重視されないらしい。面接試験では、答えの無い問いを投げかけられ、ユニークな答えが求められるらしい。
・お給料について
 エンジニアは、30歳くらいでも軽く3000万は超えるらしい…

帰る前に、ミニバーでお菓子を好きなだけ持って帰って良いと言われた。冷蔵庫には、ユニークな水が入っていたので貰って帰った。とても充実している!聞く話によれば、Facebookはもっと種類豊富だとか。

Uberに乗って、それぞれ帰路に着いた。ここで、KodaiとShugoとはお別れだ。とても寂しい。たった数日だったけど、こんなに素敵な仲間と出会えて本当に良かった。Shugoみたいに、何か自分を表すプロジェクトをしたいと思った。そして、自分にとって初めての高専生Kodaiとも出会えた。自分の興味ある分野を突き詰めて勉強できるって素晴らしいことなんだと思う。将来が本当に楽しみだ。偶然が重なり合って出会った仲間や挑戦を一生の宝物にしたい。

明日は、日本に向けて出国か…
寂しいな。最初来たときは、「あと何日で帰れる…」とか若干ホームシックになっていたのに。次は絶対に大学生になってから来るぞ!

 ※セキュリティ上の理由で、内部の写真は撮影出来ませんでした。

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