棘下筋 機能解剖学

おはようございます!

そしてお久しぶりです、みつぼうです!!

秋ぐらいから人事の関係などで仕事バタバタでなかなか投稿する時間がありませんでしたが少し余裕が出てきたので再開していきます。


これからは定期的にアウトプットしていけるようにしていきますね!!



さあ本日は 


棘下筋についてやっていきましょう。



まずは基本的なところから



英語:Infraspinatus(ISP)
起始:肩甲骨棘下窩  停止:上腕骨大結節(middle facet)
支配神経:肩甲上神経(C5・C6)
作用:肩関節外転、外旋



では基本的な内容をおさえたので、より細かく見ていきましょう!


・上方線維は棘上筋と互いにリンクしながら走行し肩関節上方部を補強しあう


・研究により棘上筋の停止部である大結節上面(superior facet)にも大部分が付着することが判明している


・肩関節肢位により作用はわかれ

下垂位:上部線維の筋活動が高い

90°外転位(2nd):下部線維の筋活動が高い

90°屈曲位(3rd):小円筋の筋活動が高く、棘下筋は水平伸展筋として働く


・バレーボールのアタッカーは棘下筋の単独萎縮例が多い(肩甲上神経の絞扼説と過度な内旋強制による部分断裂説が言われている)



実際に棘下筋は自分の中では介入することが多い印象を受けます。

菱形筋が緊張状態になると筋連結している棘下筋に緊張が波及しているケースがほとんどなので肩関節疾患において後方組織の筋緊張を緩和させたいときは積極的に介入していきます。

ただ棘下筋はご存知の通り他の筋に比べて薄いので程度や加減は、かなり慎重にいきましょう!




ちなみに棘下筋は筋線維長は腱板の中では 

6.6̟̟̠̠−∔0.3

と腱板の中では一番長いです。


筋線維が一番長いということは収縮速度が一番早く筋力を発揮できる範囲も広いことが分かります。


また生理学的横断面積(PCSA)では棘上筋(4.8㎠)に比べて棘下筋は(11.9㎠)と棘上筋よりも筋張力が大きいです。


なので僕の印象としては棘下筋て腱板の中では、かなり主役に近いなと勉強して感じましたし印象がガラッと変わりました!!





いかがでしたか?

これからは定期的に投稿していけそうなのでまた少しでも見て頂ければ幸いです。


ではまた!!




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