【音楽】ライブデビューにおすすめ!ループギターの魔術師「ハシグチカナデリヤ」の魅力に迫る
1. はじめに
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もし、これまでライブハウスでのライブに行ったことがない人に「誰がおすすめ?」と聞かれたら、私ならハシグチカナデリヤさんをおすすめします。理由は理屈抜きでシンプルに楽しいから。
初めましてから2年ほどでしょうか。正直ハシグチさんのライブにそれほどヘビーに通っているわけでもなく(たぶん累計15回に満たないぐらい)紹介するなんて大変おこがましいのですが、私が他に推しているアーティストさんたちと関係が深かったり影響を及ぼしていたりとマルチに活躍されていてとにかく存在感が半端ないです。
また、8月9日(金)には渋谷CLUB QUATTROでワンマンライブ、7月5日(金)には渋谷TAKE OFF 7で杉本ラララさんとのツーマンライブを控えています。一人でも多くの人の目に留まったら嬉しいなとの思いから、出会ってからのここ2年ぐらいの話にはなりますが「ハシグチカナデリヤ」というアーティストを紹介したいと思います。
2. 出会い
2022年6月に下北沢で行われた「GROOVE GROOVE ROCK」でした。本来は8月に池袋で行われる鴉との対バンで初めましてのはずでしたが、思いがけず先駆けてサーキットフェスで会えたのです。鴉との対バンが告知された時の印象は「派手というかむしろ奇抜だし、なんか怖そう…」でした。フェスではお目当てのアーティストだった大柴広己さんと同じ会場MOSAiCでステージがあったため、ちょっと早めに入れば予習もできるということでステージの途中に入ったらちょうどMC中でした。絶対オラオラ系と思い込んでいて、しかも自分で「ルーパーの魔術師」とか言っちゃうの痛くね?とさえ思っていたのですが、MCを聞いていたらなんか腰が低くてむしろ人柄がよさそう。そして曲が始まったらやたらメロディが耳に残る。この時はお初で曲が特定できず、またセトリの記録ツイートも見つからなかったので予測になってしまうのですが、ライブ後に「イメイジ」のメロディがずーっと脳内再生していました。
8月の池袋でのライブでは初対面だった鴉の近野淳一さんと意気投合していたのも嬉しかったです。
3. 曲調とスタイル
耳に残りすぎるフレーズがいくつもあり、曲の輪郭がくっきりしてわかりやすくて歌詞がキャッチーでノリやすい。これがライブハウスでのライブに行ったことがない人に勧める理由のひとつでもあります。個人的にハシグチさんのライブ後は身体の揺れが収まらず、ホームで電車を待っている間も周りから見たらだいぶ怪しくなっています。笑 それぐらいグルーブ感があってすごく病みつきになります。
演奏はピンでやることもあれば、ドラムとデュオだったり、ドラムとベースでトリオだったり、ベースもギターも入れてバンド編成だったりと、この辺りは臨機応変に組んでいるようです。ギターはアコギもエレキも使うし、時にはベースだって弾いちゃう。
4. 変幻自在のルーパー奏法
島村楽器のデジタル楽器情報サイト「Digiland」によれば「ルーパーとは、楽器やボーカルのフレーズなどを録音、ループ再生することができるエフェクター/サンプル・プレーヤー/プロセッサーである。一人でリアルタイムに多重録音を行うことができ、おもにライブパフォーマンスで威力を発揮する」とあります。
文章だとあまり伝わらないかもしれませんね。百聞は一見に如かずということで、ハシグチカナデリヤさんご本人によるデモンストレーションを見てみましょう。こちらはライブでも定番の「Rin! Rin! Hi! Hi!」という曲です。(映像若い…笑)
動画では口頭で説明もしているのでやや間を置きながら多重奏法をしています。実際のライブでは音の重なり方がもっとスムーズでしかももっとテンポも速いです。またエフェクターも踏むため、特にピンやデュオの時はパーカッションもベース音も担当するので踏み方がエグくて、足さばきはまるでダンスをしているよう。遠目から見たらいつ踏んでるかわからないぐらい自然です。その上歌ってリードギターも弾いて観客を煽ってと頭も身体もどうなっとんねんと。サウンド的にもビジュアル的にも流れるような演奏をぜひ生で体感してほしいです。
5. 楽しみ方
決まりはありません!思い思いに楽しんでください!
というのもハシグチさんはこのような考えの持ち主なのです。
それでも一応、最前列のコアファンの方たちを見ていると振付けっぽい動きはしています。でもだからと言ってそれを真似する必要はありません。もちろん真似してもいい。ただ、身体を動かしたいのに間違うのが怖いから何もしないってのはよくないかなと。もちろん動かずじっと聴くのだってありです。これは初めての人にとってはハードルが低くていいかなと思っています。かくいう私は振付けに合わせたり思い思いに動いたりテキトーです。笑
6. いつでもどこでも会える
いつでもどこでもは若干言い過ぎですが、ライブの本数とライブ会場の数で言ったらトップクラスではないでしょうか。こちらは今年5月~7月の3ヶ月間のスケジュールです。レコ発ツアーだからと思うかもしれませんが、実際レコ発でなくてもこんな感じ。
さらに先の予定はこちら。
ね、これならどこかで合わせられそうでしょ?
※こちらは「見やすい版」すなわち一覧なので、ライブの詳細(対バン、編成、予約方法等)については中の「詳しい版」をご覧ください。
7. 人脈と行動力
#6 で書いたようにハシグチさんは全国を目まぐるしく駆け巡るツアーミュージシャンであるため、とにかく顔が広い印象です。性別を問わずバンド(ロック、ポップス、メタル)、弾き語りアーティスト、アイドル等ジャンルも問わずという感じ。抜群の音楽センスと技術で行く先々でお客さんもアーティストも惹きつけています。
そして意外と知られていないのが、盟友・杉本ラララさんの名付け親であるということ。また、杉本ラララさんの1stアルバム『ラララララ』のプロデュースもしています。
岩船ひろきさんとの共演にも一役も二役も買っていて、詳細は以下noteの「5. 運命の新宿Marble」をご参照ください。私がハシグチさんを「Mr. Marble」と呼ぶ所以はここにあります。
8. 最強のデリメン(サポートメンバー)
通称「デリメン」と呼ばれる、デュオ、トリオ、バンドでハシグチカナデリヤというアーティストと楽曲を理解して一緒に表現する強い味方たち。こちらはルーパー奏法を始めて10周年のワンマンライブ時のデリメン。こちらの他にも別のバンドから引っ張ってサポートしてもらったりと柔軟に対応しています。また、ハシグチさん自身も別のバンドのサポートを行ったりしています。
9. 令和の時代にCD2枚組リリース
ハシグチさん自身の誕生日でもある4月16日に5thアルバム『カピイ・ロード』をリリースしました。令和の時代に2枚組で曲数はなんと計30曲!時代に逆行しているようですが、この辺りにこだわりと芯の強さを感じるし、様々なアーティストが作品に手を貸してくれていて、ハシグチさんの人徳の高さを感じざるを得ません。
10. クアトロワンマン
ハシグチさん自身の誕生日である4月16日を皮切りに始まった『カピイ・ロード』レコ発ツアー。ツアーはだいぶ終盤に差し掛かかり、ファイナルまであと数公演!ファイナルの詳細は以下の通り。
2024年8月9日(金) @渋谷CLUB QUATTRO (ワンマンライブ)
キャパ600のデカ箱で最高の景色が見られたら…!!
チケット情報はこちら!
※7/2追記: 手売り、e+(イープラス)の他、メール、DM、リプライでも取り置き予約が可能になりました!!メールアドレスは下段のポスト参照。
11. 盟友・杉本ラララさんとのツーマン
先ほど #7 でチラっと触れた杉本ラララさんも実は9月に渋谷CLUB QUATTROでのワンマンライブを控えています。同じ会場でワンマンライブを開催するお二人は「Road to QUATTRO ララデリヤ Vol.1」と題したツーマンライブを4月に渋谷TAKE OFF 7にて行いました。お互い最強のサポートメンバーを迎えた布陣を敷いて最高の夜になりました。ハシグチさんと初対面の杉本ラララさんサポートメンバーも唸らせたほど。しかし、動員的には若干寂しかったのは否めません…。私は最前から二列目ぐらいにいたのですが、ふと後ろを振り向いたときに「あれ…こんな?」と。正直、あの光景を思い出す度いまだに悔しさがこみ上げてきます「こんなに素晴らしい二人が揃っているのに…」と。もちろん好みを押し付けるのはよくないのですが、そうした感情を抜きにしても音楽センスも実力も折り紙つきの二人。音楽性が結構違うためか、なかなか共演することもないのですが、実は同企画のVol.2が一週間後にあるのです!刮目してほしい!チケットはポストにある杉本ラララさんのメールアドレス(sugimotolalal@yahoo.co.jp)で取置き予約可能です。
前回とはお互いサポートメンバーが若干変わりますが、最強であることは変わりません。「いきなりワンマンライブは…」という方も様子見の感じで入りやすいかなと。あと一週間ほどですが、一緒に最高の夜を体感してみませんか?
杉本ラララさんを紹介した記事はこちら。ちなみにラララさんは第二弾の記事を書く予定です。
12. おすすめ動画 「カピバラ飼いたい」
最後におすすめ動画を紹介します。こちらのMV、実はカラオケ(JOYSOUND)に入っています。入った経緯はこちら。
今では #Frekul (フリクル)が行う「JOYSOUND配信チャレンジ」はかなり浸透してきて様々なアーティストの楽曲が入っているようですが、この時はまだ先駆け的なポジションだったかなと。結論、見事採用されJOYSOUNDに入りました。こちらの楽曲の目玉はやはり「みんなでカピバラを数える」こと。要領は以下の動画をご覧ください。
※「線香」はレアです。笑
カラオケでカピバラ数えるのも楽しいのですが、やっぱり生で一緒に数えませんか?間違ってもいい、むしろ間違った方が盛り上がります。笑
ライブデビューしてみませんか?
長文でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!