記憶
「青空に 弥生の陽射し満ち溢れ
記憶は戻る あの時の日に」
人は、忘れていく生き物です。
「覚えておきたい」と思っていることすら時間と共に忘れます。
〝つらいことをわざわざ思い出す必要も無いのでは…?〟
そんなふうにも思うけど、それでもふとした瞬間に映像や活字でそれが目や耳に飛び込むと、あの時の感覚がふっと甦り鼻の奥がツン、とします。
そしてなぜか、その感覚がまだ自分の中にあることに安心したりもするのでした。
この感覚は、何なのだろう?
あの日、あの年、たくさんの人たちの運命と意識を変えた3月11日。
忘れてはいけないことの意味を、これからもずっと自分に問いかけ続けていくのかもしれません。
今日14時46分には、亡くなった方々の冥福を心より願って黙祷したいと思います。
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