甘野充プロデュースの創作に特化した共同運営マガジンです。 共同運営マガジンは、みんなで作るマガジンです。 自作の小説、詩、絵、音楽、動画など、想像力と創造力あふれるアートやエンターテイメント作品をnoteで公開している人たちが集まって、作品を披露する場となります。 参加すると、自分の記事を共同運営マガジンに追加することができるようになります。 たくさんの人に自分の作品を読んでもらえるチャンスです。 参加費は無料です。 参加希望の方はトップ記事へコメントお願いします。 ルールは以下です。 ・投稿内容は、自作の小説、詩、音楽、絵、のみになります。 (エッセイは不可。他者の作品の紹介も不可) ・投稿は自分の記事だけにしてください。 ・投稿は当日投稿の記事のみにしてください。 (過去記事は投稿しないでください) ・タイトル、タイトル画像、説明文は変更しないでください。 甘野充
たなかひろみつ
自作の詩をまとめたマガジンです。 有料のものも全文読める投げ銭式。
メルカリを活用してポイントを増やす&現金化するための検証マガジン
【準備中】 言葉の海を照らす灯台に― 「Lighthouse」は、季刊誌スタイルで発行するnote詩誌です。 編集はたなかひろみつが担当し、noter詩人の皆様に協力を仰ぎながら各号のテーマにそった詩で構成していきます。 ◎創刊号発行 2024年予定
目に刺さるように まっすぐ飛び込んでくる低い光 朝の7時28分 せわしく歩く会社勤めの人 おしゃべりして道をふさぐ学生たち 次々人がやってくる駅 東口の片隅 いつ捨てられたか 誰の物だったか知れない 骨の折れたビニール傘を 丁寧に骨とビニールに分けて 道の端で片付けるおじさんがいる 軍手をはめた作業着姿 その脇を何人もの人が通り過ぎ おじさんには気にもとめない様子で いつもの朝を過ごしてく まもなく上り列車が参ります 黄色い線までお下がりください ふと散歩して 道に花
2024/1/1
RJF2005の教授のサイン発見 懐かしい…
RJF2024 20年振り? フェス楽しい!
「なぜその男は虎になったのでしょうか?」 碁盤の目に並んで座る子供達 作文用紙に並んだ文字みたいね、と思いながら教師が訊ねます 男の子を指すと 分かりません 女の子を指すと 分かりません もう一人指すと 分かりません そんなやりとりを 端っこの席の子が興味なさそうに眺めているのが目に入ります まだこの子の出番ではありません 「虎になる、というのはどういうことでしょうか?」 教科書に目を落とす子供達 文章の横に添えられた 竹林の中で猛る大きな虎の挿絵 男の子
朱戸アオの漫画は本当に面白いなぁ。 リウーを待ちながら インハンド ダーウィンクラブ もっと評価されて良いと思うけどなぁ
岸壁に繋がれた巨船が静かに鳴く 大きな鯨が歌うように 高く、低く、長く 角のない月を浴びてガリバーは泣く 圧倒的な塊が耳目を覆い尽くすように 自由を欲し、恋人を欲し、遠い故郷を欲し 冷たい風と灰色の雲に囚われた身体に 遥か彼方、フーサヴィークを想う あの灯台は何色だっただろうか 2028/9/21
映画「ザリガニの鳴くところ」がとても良くて、テイラー・スウィフトのエンディングテーマもすごくはまってて、気持ちをクリアにしてくれたことを忘れないように詩にしてしまいました ザリガニの鳴くところ https://www.sonypictures.jp/he/11155000
光る月に夏雲は縫い留められ 正しさや過ちといったものが ありもしない姿の美しい鳥となって 遠い彼方へ消えていった あれは先ほどまで 私の頭の中に宿っていたものたち 絶えず鳴き声を響かせて 何もかも掻き消していたものたち 今はただ 透明なガラス瓶に 綺麗な水が満たされているようで どのような鳥も美しく見える 月と雲が交わす口づけ たとえ雲に月のすべてがわからなくとも その輝きにふれるだけで幸せだろう 何もかもをさらけ出さなくていい 穏やかで静かな夜に なくはずもない首飾
実業家に都合がいい政治をやるってのは いかがなもんかね トランプがジョーカーを主役にしてたら ゲームにもならん
どうにもならない高い壁にぶつかって それでも登ろう、登ろうとあがいて あがいて傷ついて疲れ果てて 壁の下に座り込んでしまっても 必死で登ろうとしていたことを あがいていたことを 見ていてくれる人もいる 認めてくれる人がいる 一人で苦しんでいるかもしれない 一人で悩んでいるかもしれない 一人で泣いているかもしれない そんな時に下を向いていた顔を上げて 少しだけ遠くを見れたなら 壁の横や自分の背後に 違った景色が見つかるかもしれない 生きていれば 自分ではどうしようもないこと
子供たちよ 子供たちよ 後に続く子供たちのために前を向いて ユニセフ Poems for Peace~平和の詩~ https://www.unicef.or.jp/news/2024/0110.html?utm_source=melma240823&utm_medium=email&utm_campaign=melma&utm_content=pfpstory&bdmlc=MTU1NF8xMDEwM182Nzg1NDMyMF8x&bdl=6
日航機墜落事故の報道 湾岸戦争のテレビ中継 3.11の貿易センタービルの崩落 東日本大震災で津波に呑まれる街 ウクライナの住宅地で行われる戦争 都市ごと破壊されるガザの空爆 事故と災害と戦争 多くの人の命が、暮らしが 一息で消えていく出来事 それを沢山の人が映像で見ていた 同じような気持ちになりながら 喉の奥のザラザラした重い塊を一所懸命に飲み込んで それでも日常はぶ厚い曇りガラスのようで 誰にとってもテレビの向こう側は 歴史の教科書と同じだったのかもしれません そ
良い人ほど不幸になるようで 悲しみを抱えた人ほど夜は長いようで 愛を求める人ほど孤独と恋仲のようで 求めなさいと仰るが あなたは ちゃんと与えてくれるのでしょうか 疑うなど罪深いこと 不完全な人間の性と言い訳をしながら 今夜も私はマッチを一本擦ります 小さな火種の中に 一瞬だけ透けて見えるのです 忘れた振りしても駄目みたいです すぐに白い煙となって消えてしまうけれど 人が言うほどに良い人でも 自分で思うほど不幸でも ましてや孤独でもない そんな私でも 求めて
詩のあり方 松下育男さんや橘しのぶさん、峯澤典子さん、たくさんの詩を書く方のnoteを読むと、人それぞれの詩のあり方があって、詩の生まれ方があって、詩への向き合い方があって、自分の詩はどんなあり方なのだろう、と考えていて、創作よりも記憶なのかな、と思ってみたり。
僕の手のひらに住まう静かな泉 暮らしの澱で濁ってしまった君の心に 澄んだ水を注いであげる 眠る君の髪をゆっくりと撫でよう 水を掬うように丁寧に 青い森の中に微かでも光が射すように 夢を彷徨う中に澄んだ泉が現れて 君はきっと安心するだろうね ああ、ここに居てもいいんだ 君は君でいいんだよ 柔らかな髪を撫でながら 青い夜に君の顔を見つめている 泉の水にゆっくりと足を浸して その冷たく澄んだ水の底は どこか知らない世界へとつながっているから 君の髪を撫でているのに こうし