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全て循環

これは願望も込めて。

どこかで見たのか、聞いたのか忘れてしまった話なのですが、

ある時、一人の男性がラーメン屋さんに行き、「すいません!」とそこの店長に注文をしました。

ただ、そこのラーメン屋の店長はとっても不機嫌で、テキトーな受け答えで注文を受け取ると、作ったラーメンもドンっと置いていかにも不機嫌な感じだったそう。

それを見た男性も「何なんだこの人は」という感じで不機嫌になり、サッとラーメンを食べ、お会計を済ませ、家に帰りました。

その男性は家族がいて、家に帰ると奥さんが笑顔で「おかえり!」と出迎えてくれました。

しかしその男性はラーメン屋のことがあり、まだ不機嫌。

奥さんに話しかけられてもどこか不機嫌でイライラしていました。

旦那があまりに機嫌が悪く、テキトーに接したことで奥さんも不機嫌になってしまいました。

するとそこへ、まだ小さく可愛い娘がやってきました。

「遊ぼ!」って言うといつもは遊んでくれるパパとママ。

けど、今日は違って、ママが「もう遅いんだからさっさと寝なさい!」なんて少し強い口調で言いました。

するといつもと違う恐いママが出てきて娘は泣いてしまいました。


この話はこれぐらいしか覚えていないのですが、何が言いたいかというと

人の気持ちや想い、感情は常に誰かに流れていて、渡していて。

知らぬ間にテンションが上がっていたり、嬉しかったり、怒っていたりしていることってありますよね?

で、その原因を辿っていくと、「そういえばあの店員さんと話してからずっと機嫌が良い」「あの駅で誰かと肩がぶつかってからずっとイライラしてる」

最近、サステナブルだ、エシカルだ何だって言われているけど、一番考えなくちゃいけないのは、僕たちが「良い気持ちになるバトン」をちゃんと誰かに渡せているかなってことだと思う。

意外にも人の気分や感情がうつりやすい人っていると思うんです。

僕もそうで。

だから「循環」を意識して、生きている以上は少なからずみんな誰かに影響を与えています。

もし、誰かから嫌な気持ちのバトンをもらっちゃったら、すぐに誰かに渡さず、きれいに、上手く醸成させて次の人にバトンを渡せたら、もらった人はきっと綺麗なまま次の人に渡してくれる。

自分なりの"ろ過装置"を心に持っておければいいよね。

人もモノも自然も全ては循環で成り立っているんだと思ってれば、自然に行動や言葉も変わってくる!そんな良い世の中になるようにまずは自分から!


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