（美達の蔵出しオススメ）ジョコビッチの生まれ変わる食事、他、2冊

※2016年2月に旧ブログに投稿した書評です。ご留意下さい。書影は新装版です。

2015年4月の刊行ですが、9月に11刷となっているベストセラーを紹介します。

ジョコビッチ。
テニス界の王者で、これを書いている11月24日には、シーズン最終戦のＡＴＰツアー・ファイナルの優勝（史上初の4連覇）を決めています。

これで自己最多だった1シーズンのツアー優勝数10（2011年）を超える11勝となりました。
通算成績は82勝6敗と驚異的ですが、まだ28歳なので彼の時代は続くでしょう。

本書を手にするまで、ジョコビッチに興味があったわけではありません。
私がお世話になっている社会の人の中に、未来のラグビー日本代表を目指している!? 若者がいて、体作り・筋肉作り（立派な体になったのですが、頭の中まで筋肉になってしまったのではないかと、現在は脳をきっちりと鍛えているとのことで、これがアップになる頃には解放されているはず）の役に立てばと選んだ1冊でした。

ジョコビッチ、以前（2010年頃迄）は体調不良に悩まされ、大事な試合の時に度々、苦杯をなめていました。
そこで食生活を変えたところ、あっという間に不調から脱出したのです。

ざっと中心になる点を挙げると、

・小麦はダメ
・グルテンもダメ
・炭水化物も過信せず

となります。

近年になって、小麦・白米・砂糖の害が頻しきりに喧伝されてきてるようですが（合わせて炭水化物の害も）、本書でも重ねて指摘されていました。