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国際情勢の裏側を読む! 『馬淵睦夫(まぶちむつお)が読み解く2023年世界の真実』 ワック

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(2023年1月28日記)

本書のテーマは、2023年の国際情勢と、その動向の内幕についての解説でした。
著者は何かと陰謀論の人と喧伝けんでんされていますが、大筋おおすじにおいて参考にできる内容なので紹介します。
尚、著者の「ディープステート、以下DS」は形は明確ではないものの存在はするものです。
明確ではないというのは、単に「△△委員会」などの形式ではなく、各分野を横断的に拡散しているグループということです。
DSについては、当レビューで何度も説明してきたので、ここでは紙数を考えていません。
改めて、皆さんに頼みたいのは、読み流す、すぐに忘れるのではなく、情報・知識として蓄積していって下さい。
そうすれば、何度も同じことを説明する紙数を割愛でき、他のことが書けるようになるのです。

目次の一部をざっと紹介すると、

安倍元総理とエリザベス女王の死の衝撃
誰よりも日本の国益を追求した安倍晋三
安倍元総理が脱しようとした戦後レジームとは何か
暗殺事件の不審点

契約王朝(イギリス)と、君民一体王朝(日本)の違い
習近平体制は2025年まで生き残れるのか?
中国が超大国になれない理由とは?
人民解放軍は張子の虎
中国共産党支配の終了後、9ヵ国条約の時代に戻る可能性がある
プーチンとネオコンの死闘
ミンスク合意を強く批判したジョージ・ソロス
ウクライナの上層部は腐敗が激しい
なぜ、ネオコンはプーチンを嫌うのか
中間選挙が物語る、民主国家アメリカの崩壊
トランプが恐れられる理由
トランプは何と戦っていたのか
FBIとソ連の秘密警察は同じ穴のむじな
現在のアメリカは三権分立が働いていない
DSが狙う次の標的は日本か?

などとなっていました。

このレビューと関連してDSを解説した
『そして第三次世界大戦が仕組まれた』
『正義の戦争は嘘だらけ!』
のレビューを合わせて読むといいでしょう(※どちらもクリックすれば記事に飛びます。「正義の~」は旧ブログです)。

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