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もっと、子供たちの頑張りに目を向けてあげなさい。

インターンで2ヶ月前から準備してた企画の本番の日が終わった。
忘れちゃうから、メモとして残しておく。

会社が手付かずの山を持っていて、そこで毎週子供たちと山を開拓するプログラムの特別企画を考えて実行するインターン。

子供たちと山で午前は飴作り、午後はアートを作る企画を考えていた。


担当させてもらったグループは困ったらこの子達に頼ったらいいよって教えて貰っていたベテランの高学年の子たちがちょうどみんなお休みしていたから、少人数のちびちゃんグループ。

本当は各チームに大人が2~3人入っていたけれど、ここだけ人数が少ないこともあって、ありがたいことにほぼ私1人で任せてもらっていた。

企画は成功に終わったけれど、
反省点はやまほどある。

天気の関係で外でする予定だったプログラムが教室ですることになって絵の具の片付けのシュミレーションができてなくてごたついたこと。

自分のグループの統制を上手く取れなかったこと。

喧嘩した子達の仲介が出来なかったこと。

飴も絵の具も想定よりも材料が足りなかったこと。

その他もろもろ。帰りのバスでずっと反省ばかりが頭の中をぐるぐるしていた。


でも社員さん達との振り返りのときに、「みんなたくさん反省してるけど、自分がミスだと思ったこと、そんなことは日常茶飯事。
むしろ天気で予定が変わったのに時間通りに進んだこと、大変な片付けが子供たちの協力のおかげでめちゃくちゃ早く終わったこと、企画自体がすごく面白かったこと、運営同士の連携がすごく取れていて、僕達社員は今回ほとんど何もしていない、よくやってくれたと思う」と、私が思っていたよりも有難いことにたくさん褒めてもらった。

今、このプログラムに参加してる子供たちは少しずつ自分が作り手側になることを目標としているらしい。
「面白いは自分で作る」
だから準備も片付けも私たちが言わなくても進んで自分たちでやろうとしてくれるし子供たち同士で声を掛け合いながら目の前の課題に向き合っている。


私は、私の反省ばかりしていて、企画が成功に終わったのは子供たちが頑張ってくれたからということに目を向けられてないことに気づいた。

教育実習のとき、授業が上手くいったということ、良い発言が沢山出たということは、それだけ子供たちが頑張っていたということ。できていない子や出来ないことばかりに目を向けていては頑張ってる子達が救われない。それを忘れてはいけないと教えてもらったはずなのに。

子供たちが楽しんでくれていたことが何より嬉しい。でもそれは子供たちが頑張っていたから。
自分の反省も大切だけれど、もっと子供たちの頑張りにも目を向けてあげなければいけない。


去年の10月以降、長らく子供と関わっていなかった。
自信のなさが思考に余裕を無くしていた。

今度は忘れないように。
今日得たものを次に生かせるように。
少しずつ矢印を外に向けられるように。

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