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凡事徹底

先月、凡事徹底という本を読んだ。
凡事徹底とは、イエローハットの相談役だった鍵山秀三郎さんという方が同名の本の中で伝えている考え方で本の副題には「平凡を非凡に努める」とある。
当たり前のことを当たり前にやるのではなくて、当たり前のことを人には真似できないほど一生懸命やるという意味だ。

この本を読んでから毎日の意識、行動、習慣が少しづつ変わっていく自分がいた。

早寝早起き、身の回りの掃除、丁寧なメッセージのやり取り。
些細なことで、誰でも出来ること。だけど出来ている人は多くない。


そう、この本から学んだことは
”簡単なこと、単純なことを極めていく”ということ。


とりわけ一番容易く出来るのが掃除である。
本の中では、人生まで変える掃除とまで書いてある。
それほど効果のあること。
例えば、寒い朝外に出て初めて”今日は昨日よりも寒いな”と気づくことが出来る。
家にこもっていては気がつくことが出来ない。
掃除をすることはよく気づく人になることなのだ。

個の時代と言われ何をすれば個性を出せるのか迷うこともある。
人と同じことをすれば行き詰まる。
そんな時に、誰でも出来るけれど、誰もやらないことに目を向けてみる。
義務でないことをどれだけやれるのか。
なるほど、確かに難しそう。

では、義務にしたらどうか。
毎日習慣として行う、そう自分と約束するのである。

凡事徹底は自分との約束。
しかし志は壊れやすい。
だからこそ、今日も明日も学び続ける必要がある。
今日も明日も明後日も志を思い返す努力をする。
僅差、微差の積み重ねが大差となる。
人が見捨てたものの中に宝の山がある。
積み重ねた先にある未来がとても楽しみだ。

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