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憧れてもいい? ドラゴン桜流「本気の受験モードに入る方法」

文:布施川天馬(現役東大生ライター)
編集:青戸一之(ドラゴン桜公式noteマガジン編集長)


高校生は人生でも一番忙しい時期。勉強はもちろん、遊びに部活に恋愛に、やるべきことがありすぎて、毎日がめまぐるしく過ぎ去っていきます。

ですが、やっぱり不安になるのは受験の話。

「いつから受験に本気になればいいんだろう?」

そんな思いを抱えたこともあるのでは。全国模試の順位はなんだかパッとしない。いつかは自分も有名大学に入りたい。でも、周りには勉強し始めている子は少ない……。

受験に成功した先輩たちは、どうやって勉強に励んでいたのでしょうか?

そこで今回は『ドラゴン桜』のワンシーンをヒントに、勉強に本気で向き合うきっかけをつかむ方法をお伝えします。

どうすれば本気の受験モードになれるのかを考えていきましょう。


・先輩の背中を見ろ!

当然ながら、受験生モードになるのは、早ければ早いほど良いでしょう。

高校一年生からでも、目標に向かって頑張れるのは、とても素敵なこと。みんなが部活に打ち込んでいるように、自分は勉強に打ち込んで結果を出すんだ、と考えられるのは、自立した一人の人間として立派な選択でしょう。

ただ、そうはいってもなかなかその気になれないのが人間というもの。そこでおススメするのが、「先輩の背中を見る」モチベーション管理術です。

たとえば『ドラゴン桜』の以下のシーンでも、その効果が見てとれます。受験勉強に本気で取り組みだした水野と矢島が、下級生に授業をするところです。

もともとは勉強に対して全く前向きではなかった下級生たちが、勉強して一皮むけた先輩の姿を見て、一気に見方が変わりましたよね。

「あの人って、実はこんなにできるんだ!」「自分も同じようになれるかな?」と考えるのは自然なこと。

受験モードに入るために身近なモデルケースを見つけるのは、非常に有効な方法なのです。


・憧れても構わない

2023年のWBC決勝戦前に、大谷翔平選手は「憧れるのをやめましょう」という名言を残しました。

憧れているだけではスターに追いつけない。だから、今日はアメリカ代表のスター集団に勝つために、憧れるのをやめよう。そんな意図が含まれていました。

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実際の東大生の中にも、ドラゴン桜のように、様々な工夫・出会いを経て、東大合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生たちがいる。 そんな…

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