なぜ外見で判断するのか?中身を知らないからだ

外見と中身どっちが大事かと問われれば、どちらも大事だと答えます。

正確に言うと、外見と中身は影響し合うものなので、どちらかが良ければどちらも良くみえるということになります。

外見が良ければ自信が付き、中身に余裕ができる。外見が良い人は中身を期待されるハードルも高くなるので、それを感じ取れる人は必然的に中身を磨きます。

中身が良ければ笑顔が増え、外見が豊かになります。中身が良い人は表情が良く、ポジティブな感情を見た目で表現できるので、外見よりも良い印象を与えます。

なので、外見も中身も大事なのですが、外見でしか判断しない人がいます。

なぜ外見で判断するのかというと、中身を知らないからです。「中身を知ろうとしないから」です。

例えば、スマホやパソコン、車などを買う時を想像してみてください。これらは高度な技術を用いて作られており、複雑な機能を理解するには多少の技術的知識が必要です。いわゆるスペックがどれくらいかということです。

しかし、技術的知識を持たず、スペックに興味が無い人は、デザインで選ぶと思います。つまり中身ではなく、外見で選んでいます。(費用対効果も機能と関係するので、値段で選ぶ方は中身で選んでることとします。)

デザインで選ぶのは、機能やスペックに興味がないから。理解する気がないから。あるいは、理解する力がないから。

これは人間で言えば、コミュニケーション力が無いことと同義です。

中身に興味が無い、中身を理解する気が無い、あるいは理解する力が無い。
これはまぎれもなく、コミュニケーション能力の欠如です。

つまり、コミュニケーション力が無い人ほど、外見で判断する傾向があるということになります。

ではそれがマズいかというと、そんなにマズくはないと思っています。なぜなら、外見が良ければ中身にも影響しているはずなので、結果的に良い人に巡り合えるはずです。

でもそれは、外見だけで判断することが、本当に「人を見る目」として正しければの話です。

外見だけで判断してしまうと、中身を思い込みや決めつけで判断してしまう可能性が高いと考えられます。

また、中身を見る目が無ければ、外見の良さもちゃんとわからないのではないかと思ってしまいます。

個人的には、外見が良いとは、イケメンや美人ではなく、見てて「良い雰囲気の人だな」と思える人だと思うんですよね。

といいつつ、自分はそもそも人の顔をあまり直視できず、目を見てちゃんと話を聞くこともへたくそなので、外見を見る目も中身を見る目もまだまだだと思いました。精進。

ここまで読んでいだたきありがとうございます。


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