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出産と女性のキャリアについて

こんにちは!今週末は「母の日」ですね。
毎年ギフトに悩むのですが、今年は私は日傘を送りました。
さて、最近社内ではおめでたラッシュです!!
私のデスク周りは皆産休に入ったので、出勤しても静かで少し寂しい日々を送っています。
今日は母になってからの復職について書いてみたいと思います。

私も過去に産休を頂きましたが、産休に入るまでは妊娠中の体が疲れやすかったりで「早く産休に入りたい」と思っていましたが、いざ産休に入ると産まれてくる子に対しての期待だけではなく、復帰後の事を考えたりして、「両立できるのか?復職後の席はあるのかな?」なんて色んな不安もあったように思います。
でも、それよりまずは「自分がお母さんになる」という事が嬉しい反面、不安も大きかったので、自分が母になることすら不安な時にその先の復職の事なんて、見当もつきませんでした。

現実問題として日本では、第1子出産を機に離職する女性の割合は46.9%と高い割合を占めています。

実際に自分が復職してみて、出産を機に転職や退職をする人が多い事も自分が母親になって良く理解できましたし、身に沁みて実感しました。実際に私自身、復職後に「もう無理だ」と思って何度か退職を考えました。何がそこまでしんどかったのか?私の場合は以下が大きかったと思います。

・仕事の責任と母としての責任
一番しんどかったのは、私はこれだったように思います。今までは仕事の責任を全うするために残業したり時間を費やしたりできましたが、母になった途端にそれが出来なくなりました。
例えば、今日中に急いで終わらせないといけない業務があっても、子供が体調を崩せば仕事は休まざるを得ず、謝るしかできませんでした。
これがまた1回だけとはいかず、子供が小さいうちは頻繁に起きるので、そのうち「またどうせ休むんでしょ」となってくると、仕事を責任もってやります!って言えなくなってくるのです。
しかし、母になった以上子供への責任もあります。
体調不良の子供を放っておくことなんて、出来るわけがありません。
子供を優先すると、必然的に仕事への責任が二の次になってしまうので、職場への申し訳ない気持ちと肩身の狭い思いで、退職を考えざる得ないのだと思います。

復職して数年経った今、思う事はまず復帰してしばらくは今の自分のキャパを知る事が大事だと思います。
子供を育てながらの仕事は、産休前とは全然違い、要領を考えないとしんどくなります。自分ではできると思っていても、自分だけの都合ではなく子供の都合も出てきますから、そこも前提にして最初から1人月で考えない事と、どれくらいの業務量なら責任を持ってやれるのかのボーダーラインを知っておく事が大切です。
そして、職場やお客様にもある程度理解してもらえる環境や、関係性を作っておくこと。

子育ては一人ではできません。改めて、今自分が仕事を続けられているのも、職場やお客様の理解や協力、家族のサポートがあるからだと実感しています。
もちろん全員の理解を得ることは難しいかもしれませんし、迷惑をかけてしまう事がある事実に変わりはないので、絶対にそこは忘れてはいけないですし、迷惑をかけても当たり前だとは思わないです。
だからその分、今の自分にできる事は何なのか?自分にしかできない事は何なのか?どこでなら役に立てるのか?を照らし合わせてキャリアを考えていく必要があるんだと思います。

今まで、迷惑をかけてしまっても嫌な顔せず、サポートしてくれていた後輩や同僚が産休に入ったので、彼女たちの復帰後は今まで沢山迷惑かけた分、困った時は力になれるようサポートしていきたいです。
これを機に自分もキャリアを見つめ直してみようと思います。

まだ戻ってくるのはしばらく先ですが、それまでに少しは役に立つようになっておかないとなと密かに思う今日この頃です。





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