見出し画像

【高知撮影の旅】幻想的な朝焼け、青空が描く夏の幻。あと美味しいもの巡り。

2024年8月、四国へ二日間の撮影旅行に行きました。

メンバーは、
■ゆりさん(Instagram
■だいちさん(Instagram
■奥村さん(Instagram
そして、わいの4名である。

全く異なるジャンルのフォトグラファーが集まっている訳ですが、実は数年来の飲み友達。

ゆりさん、だいちさんに至ってはもう6,7年前とか?僕が過去に在籍していた写真サークルで、ホワイトバランスも触ったことが無いような時期からの友人なんです。奥村さんとはマジで飲みに行ったことしかない。

ひょんなことがキッカケでカツオのタタキが美味しいお店に通うようになったのですが、「本場のカツオのタタキが食べたい…」という話から今回の四国旅が立案されました。

こちらの記事では、今回の旅で撮影した写真と一緒に旅の記録を振り返りながら、美味しいご飯スポットや撮影話、そして、異なるジャンルの写真好きが集まる旅の面白さについて書いていきたいと思います。

前半ほとんど食べてしかないので、写真だけ気になる人は「二日目」に飛んでください。笑


【一日目】徳島・高知(スーパーもぐもぐタイム)

朝8時。車を出してくれた奥村さんの元へ全員集合し、出発。天気はやや曇り。

まずは淡路島を抜けて四国に入り、うどんを食べに行きます。

四国でうどんと言えば香川ですが、だいちさん曰く「徳島のうどんも美味しい」とのことで、今回は徳島で一度降りて「丸池製麺所」さんに寄ることにしました。

開店前からこの行列
なぜか配られるゴーヤ
天ぷらセルフ形式に抱く実家のような安心感
トゥルトゥルのうどん
珍しかったので「冷やしきつねうどん」にしました
味わいぶかい
ほとんど誰かわからなかった
これには思わずホッコリ

居座ると席が混んでしまうので、食後はすぐにお店を出て移動再開。高速を走って高知方面へと走ります。

高速から見た夏雲。だんだん晴れてきました。窓越しなので暗め。

高速を降りて、次の目的地に向かいます。

天狗の主張が激しいメガネ屋。窓越しなので暗め。

駐車場に車を停めて、少し歩きます。

たまたまよさこいの準備期間と被りました。いつかは見てみたい。
日射がとても強い日。見たことも無い屋根シートもかなり助かる配慮。

目的地の「ひろめ市場」に到着。

ひろめ市場の駐車場はかなり混んでて、停めるためにも一方通行の狭い道を抜けなければいけないので、近隣にある駐車場に停めるのが個人的オススメです。

ひろめ市場に来た理由、それはカツオのタタキ。

初手で一番の目的を倒しに行くスタイル。

しかし到着したのは12時半頃。休日のお昼時ということもあって、市場内はどこも激混み。席が空かなそうなので、以前高知に来た時に気になっていた市場外にある「黒潮ひろば」へ行くことにしました。

ひろめ市場から徒歩10秒くらい。道路挟んですぐ。

結論から言うと、この判断、かなり良かった。

まずお昼時にも関わらず席が空いてる(僅かな不安も感じる)。夏の真っ昼間にすぐに席に座れるだけでGOOD。

ちょっと散らかってるな〜くらいの散らかりはあったけど、そこは気にするかどうかって程度。俺は気にならない。

というかそれを凌駕するくらいカツオが美味かった。

俺の写真力で伝われカツオスメル

カツオは肉厚でねっとりとした食感。にんにくのスライスと粗塩でガリっと食べると、もうたまらなかったです。あの時言えなかったけど、食後の車内めっちゃニンニク臭かった。

複数人で行くと、美味しいものを少しずつシェアできるのも嬉しいね。

見た目は晴れてきていますが、天気予報を見ていると昼過ぎから天気が荒れる様子。と言うか雷雨マークに変わっており、ここで少し撮影場所の検討。

今回の旅はだいちさんが完璧なスケジューリングとリサーチをしてくれていたので、全てお任せで委ねました。奥村さんもずっと運転してくれてマジ感謝。僕は何もしていません。助手席で一生喋ってました。

移動しながら色々話し合い、四万十川へ向かいます。

【一日目】高知(夏っぽい撮影〜ホテル)

場面は変わりまして、四万十川に到着しました。沈下橋ですね。あの細さを車で通る勇気は僕にはありません。

沈下橋には欄干がありません。これは洪水で橋が水中に没する(沈下する)ことを想定し、水の抵抗を受けにくくし、欄干があることで流木がひっかかり水の流れが悪くなることを防ぐためです。つまり沈下橋は、自然を押さえつけるのではなく、あるがままの自然を受け入れ、折り合って生きていこうとする四万十川流域の人々の生活様式を象徴するものといえます。

https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2017100600113/

歴史が詰まった、高知らしい風景です。

普段から風景や人物を撮影されているゆりさん・だいちさんの撮影を観察していると、三谷との撮影アプローチの違いや粘り強さに刺激を受けます。

こういうのも、友人と撮影に行く面白みですね。

少し移動して、別の沈下橋へ。暑い。暑くてひまわりもこの様子。

何かの映画の聖地的な場所と聞きましたが忘れました。

でも確かにこの「橋の向こうに人の営み」って感じ、めっちゃ良いですね。

ロケーションが良くてテンションが上がる図
水がとても綺麗
旅先でもこういうの撮りがち

天気予報と睨めっこをし、早々に切り上げてホテルへ向かうことに。

雨が降って乾いた跡 is good
日没の水平線を眺める

ホテルへ向かいながら夕暮れの撮影スポットをリサーチしましたが、「不安定な天気の中で夕暮れに賭けるより、明日早起きして朝焼け見ない?」という提案にみんなが乗っかってくれたので、この日は早めに晩御飯を食べて19:00過ぎには解散。

ホテルはこちら。

シングルが5000円とかなり破格。室内に風呂は無いのだけ注意。すぐ近くにコンビニやドラッグストアもあって便利です。

食後、男子組はみんなでホテルの大浴場&サウナへ。ほぼ貸切。あーだこーだ話して、部屋で寝酒を楽しむも、全く寝付けずに二日目に突入するのであった。

明日は朝イチで「入野海岸」へ。

【二日目】高知(朝の入野海岸)

朝4時起き。朝日を撮りに海へ。

海まではホテルから車で20分くらい。


天気予報は晴れ。

まだ真っ暗な道をまっすぐ走る。


薄明の柔らかい色が、眠気まなこを優しく温める。












薄明。









































言葉はいらない。

最高の時間を過ごしました。




【二日目】高知(柏島)

ホテルに一度戻り、朝風呂を浴びて汗を流してから、車で「柏島」へ移動します。

柏島は、個人的「日本で綺麗な海 ベスト3」に入ります。

一応泳げます
到着間も無く、野生のイルカに迎えられました




この日は天気に本当恵まれて、真っ青な柏島ブルーと、波に揺らめく波紋を見ることができました。

天気が良くて良くて、たくさん汗をかいたので2時間の撮影予定を1時間に短縮。

駐車場には売店もあるので、ストックしていた水分とは別に水分を補給しました。

少し車内で休憩して、再度、入野海岸へ向かいます。



【二日目】高知(昼の入野海岸)

朝とはまた異なる様子の入野海岸。

全く同じ道を歩いて海へと向かいます。

明るいと、一層広く感じますね。

この日は干潮の予定で、狙い通りに行けばリフレクション撮影ができる見込みです。


これはただの夏



そこは夏の幻。












奥村さんは普段、お仕事で前撮りを撮影されているのですが、ゆりさん・だいちさんのお二人をここでも少し撮影されていて、物腰柔らかく的確に声掛けをされながら撮影される姿に感動しました。

全ての旅程を通して、ロケーション・ディレクションともに僕一人では辿り着けない撮影で、この辺りはゆりさん・だいちさんと一緒に旅に出たからこそ行き着けたと思います。

異なるジャンルで活躍するフォトグラファーと旅に出ると、普段撮れない場面に出会えて楽しい。

そこで、自分が好きなテイストで写真を撮るのがまた楽しい。

人と旅行に行くって良いですね。

写真を見返すと、旅の思い出が甦ります。




帰りは、この旅の撮影を祝って四万十の鰻丼を食べました。




良き旅でした。

また行きましょう。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?