「はたらく細胞」は生物の学習としては不向き

まず一つ目。「テストで出ないし習わない」

高校1年生の私が学校で習った体の細胞は「赤血球」「白血球」「血小板」「マクロファージ」の4つのみである。
しかも単語さえ覚えていれば点は取れるため、深く理解する必要はない。


二つ目。「細胞の成分について触れてない」

「葉緑体」「核」「ヘモグロビン」など。
1人の人間として扱う擬人化の弊害である。つまり細胞全体の働きを描写するしかないのだ。

三つ目。「細菌についてほぼ触れていない」

形質転換やt2ファージと大腸菌などを題材にした話は私が確認した限り存在しなかった。(あったら教えてほしい)
それについては高1でも習うので、入れた方が良いと感じる。

という理由ではたらく細胞は生物の学習に不向きである。
ただ、「興味を持つきっかけ」や「娯楽として見る」分には素晴らしいので悪い作品というわけではないことは頭に入れてほしい。

(この記事はnote初投稿の高校生が書いたものです。間違い、誤字脱字等があるかもしれません。)

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