三鷹市在住の大学生

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「忖度」から多選批判を考える

しばしば「多選」という単語はネガティブな意味で使われます。この記事では、多選が地方自治体の政治に引き起こす問題や弊害について紹介し、5選目を目指す清原現三鷹市長の問題点を指摘します。 国が研究会を設置して多選の合理性について判断を示したこともあるように、多選は地方自治体における重要な課題です。神奈川県や東京都杉並区など、多選制限条例等を制定している自治体もあります。 それでは、多選はなぜ問題なのでしょうか。 北朝鮮を例に挙げるまでもなく、一般的に、人は長い間高いポストに居続け

    • 取り残された町?三鷹をもう一度先進都市に!

      1. 歴代市長の任期 昭和の時代にまでさかのぼれば5期20年の例がないわけではない。 しかし、市長は予算編成・人事権など多大な権力を握る立場にあり、長期間にわたり同じ人がいることによる「多選の弊害」が一般的に言われている。坂本・安田元市長はそれぞれ3期・4期で退いている。 2. 三鷹の現状 (1)人口増加率 「三鷹って人気があって人口増えているんでしょ?」 →他の都内自治体と比較して、三鷹市が特別伸びているというわけではありません。 ※過去データが平成24年、20年

      • 2019三鷹市長選挙 徹底比較・清原慶子vs河村孝

        4月21日に迫った三鷹市長選挙は、現職で5期目を目指す清原慶子氏と、新人で元三鷹市副市長の河村孝氏による一騎打ちです。河村氏は清原氏が市長に就任した2003年から12年間にわたって清原氏の下で副市長を務めてきました。そんな二人が市長選で激突するというのは異例の展開で、マスメディアもこの三鷹市長選には大きく注目しているようです。 この記事では、二人の経歴や政策、さらにはネット戦略まで、徹底的に比較していきます!投票する際の参考になれば幸いです。 ①経歴 清原慶子候補 h

      「忖度」から多選批判を考える