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中島みゆき『二隻の舟』歌詞レビュー #わたしの作品紹介 ①
人は独りで生まれてきて、独りで死んでいくという。私の場合は、その途中も独りであった。
いや、親きょうだい、子どももいるし、友達(仲間)も数人いるのだが…。なんていうか、彼らに頼ることはできないのだ。頼ってはいけない。私はなぜか固くそう信じている。
ましてや、この中島みゆきの歌のように、「嵐」の中でも切れない絆で結ばれている関係など、夢のようだ。
それでも、私という舟が人生の嵐に飲まれてしまう日が来たら、誰かに「(あなたは)超えてゆけ」とエールを送る人でありたい。
そんなわけで過去に書いた記事を紹介します。
初回の「夜会」で、この歌を歌った中島みゆきさんは青いマーメイド型のドレスを着て、ウェーブのかかった長い髪を背中にたらし、透き通った肌が白く輝いていて、子どもの頃に読んだ『人魚姫』を思い出しました。
(今から30年ほど前のことですので、みゆきさんのドレスなど、細かい記憶が間違っていたら、ごめんなさい)。
三田綾子
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このnoteを書くにあたって、参考にした本を記します。(メディアに掲載して頂いた方の記事は、もう私の手を離れているので、何か付け足すようなことを書いてはいけないと思うので、あくまでもnoteを書くにあたって、です)。
『中島みゆき全歌集 1987-2003』中島みゆき 朝日新聞出版
パンフレット『miyuki nakajima 夜会 1989-1994』
参考にしたアルバム (他のアルバムにも入っています)
『EAST ASIA』 中島みゆき PONY CANYON
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30年前に「夜会」に行った頃は難聴者ではありませんでした。メディアに掲載された記事を書くにあたっては、楽曲を聴くのにヘッドフォン、もしくはイヤフォンで聴いています。このやり方だと私は健聴者とほぼ同じように楽曲を聴くことができます。
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