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アナザーストーリー⑥真っ暗になった。目の前も心も。

過去のトラウマ恋愛克服計画中の【グレ】と申します。そのままです。

過去のトラウマを十字架のようにしょってきたけど、そのままだと幸せは来ないとし幸せにできない。やっと気付いた。だから克服計画中のグレです。

前回の続きから書いていこうと思います。前回は【Y弟】から鳴り響く真夜中の電話📱にでた所まで記事にしました。今回はその電話がどのような内容だったのか......

【Y弟】からの電話

電話に出た私。

📱もしもし。

少しの沈黙。

【Y弟】は機械音のような声で一言。

【Y】が死んじゃった。

その先の会話は良く覚えていません。

夢なのか現実なのか分からない。

一つだけ覚えているのは、急激に下がる体温とぼやけた景色。暗闇でみていた自分の部屋の輪郭がぐらぐらと歪んできたのは覚えてる。

次に私の意識が戻ったのは病院のベッドの上だった。

目を、開き最初に飛び込んできたのは点滴の器具。チューブをたどった先には私の右手の甲。手の甲に刺さる点滴の針を見つめながら考える。

ここはどこだ???💦

何故手に針が刺さってる??💦

傍には誰もいない。

状況を理解しようと寝ぼけた頭で考えてみた。記憶が飛んでいる。しばらく考えたが状況は分からない。病室のカーテンが開く。

母だ‼️

私は母に聞いた。

ねー‼️何で私病院にいるの❓

母は少しだけ赤い目で私を見つめ、温度のこもらない冷たい声で私に話し出してくれた。

深夜に何があったのかを。

次回は母の話からにします。

アナザーストーリ⑦へ続く。





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