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2019年スリランカ旅行〜岩壁の女神は混沌の光〜14

紅茶工場の見学が終わり
お昼ご飯の場所まで向かっている道中。
私はずっと気になっていたことを聞いてみました。

実はスリランカしかり東南アジアの運転は
日本に比べてかーなーり、荒い!

車線変更の時にウインカーなんて出さないし、
一車線しかなくても追い越したい場合は対向車がくるのも構わず
反対車線にはみ出し、すり抜けるように走っていきます。

クラクションもよく鳴らし、「あおり天国」状態。

とはいえ国が違えば文化も違うので
多少の運転が怖く見えても、ドライバーさんの腕を信じて任せるしかありません。

とはいえ追い越しまくりの対向車線走りまくりなので
思い切ってガイドさんに

「事故らないんですか?」

と聞いてみたら

「事故らないですよ。事故ってないでしょ?」

という会話をした2時間後。
後ろからバイクに突っ込まれました。


幸いお互いにスピードが出ていなかったので
何か丸太みたいなものに乗り上げたのかな?
というくらいの衝撃でしたし、怪我もなかったのですが…

運が悪ければムチウチになっていたかもしれません。

ガイドさんとドライバーさんが降りて事故処理に向かいます。
当然国がちがえば事故処理も違うでしょうから
これはこれでレアなケースに出くわしたわけです!
ちょっとどうなるかドキドキしながら見てました。
電話したり、双方で話し合うこと30分。
ガイドさんが車に戻ってきて

「行きましょうか。怪我はありませんか?」

と普通に聞いてきた。

おぉお!警察とか救急車とか保険屋とかは来ないタイプね!

とやや驚きながら、母も私もどこも痛みや違和感はないので
そのまま普通に出発しました。

車も走行には問題ないし全員怪我なしですから
とりあえずランチへ向かいます。

それにしても突っ込んできた原付バイクの前のライトが落ちてたけど
あれ、ぱかっと外れるのね。知らなかったよ。


思わぬ形でおカマ掘られましたが、無事に昼ごはんのレストランに到着。
車を降りると、しっかりとリアバンパーが凹んでいます。笑

ランチもカレーです



特筆することもなく、明日は最終日なので
首都コロンボまで向かいます!

道中はひたすら休憩モードです。

そんな中目に入るのは路肩のドリアン販売所。
見たところドリアン農家が個人で売っているようです。
ガイドさんからのドリアン事情を挟みつつ、首都コロンボに舞い戻って参りました。
ホテルに行く前に地元のスーパーでお土産を探します。

【コラム】
ドリアン。
世界一臭い果物と言われしかしその味は大変美味。
と色んな話だけはきくけど、手を出すには
勇気が必要な果物。

ガイドさん曰く、

スリランカでも好みが別れる果物らしく
男性は好きな人もいるけど、女性と子供は好きな人は少ないようです。

美味しいけどやはり臭いが強烈で、なので

・公共交通機関への持ち込みは禁止
・タクシーへの持ち込み禁止
・ホテルへの持ち込み禁止(部屋に臭いが染み付くので)

それ食べれなくない?
と思いますよね。

だからこうやって路上で個人的に販売しているんだそうです。

当然お客さんも個人客が多いです。トラックの運ちゃんらしき人も
車から降りてドリアンを頬張っているのを何回か見ました。

持ち帰っても家族から「臭い!」って文句が来るから
その場で食べる人が多いんだそうです。

なるほど。

と思っていると衝撃の事実が発覚。

「でも食べたら、口からの匂いで部屋が臭くなるんだけどねw」

食べても!口の臭いが部屋に移る!だと!

そんなに強烈なのか!
母と2人でゾッとしていると

「ちょっと寄って食べてみます?w」

ガイドさんのお誘いを全力でお断りしました。

口からの臭いで部屋まで臭くなるとか
ホテルで異臭騒ぎになるわ!
テロリストに間違われてしまうわ!

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