多様性をみた話し。
自分の書いてることを読み返してると、ほんと偏見に満ちていて前時代的だなぁと思う。
昨今たくさん叫ばれている「多様性」っていうのを日々考えるね。
昔まわりがほとんど外国人という環境で仕事をしたことがある。
ここではたくさんの驚きがあった。
よく覚えているのは、サーカスのチケットがたくさん手に入ったので、まわりに配ろうとしたとき。
「サーカスは嫌いだ」という予想もしていなかった答えが返ってきた。
なぜ?と聞いてみると、「あれは動物虐待だ」とのことだった。
なるほどなぁ、そういう見方をする人もいるのか。
(じゃぁ動物園や水族館もだめなのかな?線引きどこなんだろう?と今になって思う。)
私なんぞは何も考えずに、ショーが観れるよ!って楽しくなっていた。なんて傲慢な人間。とても反省した。
やっぱり外国とは文化や考え方が全然違ったりするので、すごく勉強になった。
本当に「多様性」がそこには存在していた。
ベジタリアンも多かった。
今までは全く気にしていなかったけど、会食予定があったりするとベジかノンベジかと事前に伺うのは当たり前になった。
ベジタリアンって何?って感じだった知人は、なんでベジタリアンなの?と質問して、「それが自分のポリシーだ。屠殺反対だ」と返されてポカーンとしていたな。
会社の人材採用なんかでいう「多様性」っていうのはこういうことなんだろうなと。
自分と全く考え方の違う人がチームにいたほうが、お互いに異なった意見を出し合って、着地点を見つけ出すことが出来る。
同じような考え方の人しかいないと、自分と違う考えがあることについて想像力が働かず、結果今日よく見かける”炎上”という事態につながるのだろう。
だから色んな考え方の人を集めていくほうが、よりクリエイティブで、生産的なんだろうな。
それに気付かない採用担当が多いことも事実だし、会社のフェーズによってはそんなこと言ってられない場合もあるね。
なんて。色々思う。
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