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岐阜・長良川温泉 2018 - 華のおんなソロ旅

 もうかなり前のことになってしまったが、岐阜に旅行したときのことを記したい。この前年に母を亡くし、一年ほどは喪に服してあまり出歩かなかったが、2018年、2019年は時間を作っては外に出ていたように思う。長良川温泉には、公私用ともによく国内旅行をしていた母が、一番好きだったと言っていたホテルがある。鵜飼にも興味があったし、名古屋での所用のあと足を伸ばすことにした。

 1日目、名古屋から電車で岐阜駅へ到着したのはお昼頃。ホテルのチェックインまでには時間があるので、岐阜駅周辺を散策することにした。岐阜と言えばなんといっても織田信長。岐阜駅前の信長像は、話には聞いていたが、これほどキンキラキンとは。岐阜駅周辺の史跡らしきものをネットで調べながら歩いたと思うのだが、6年も経つと写真を見ても見事に記憶になく(笑)。裏取りに苦心した。

岐阜駅名物の「杜のミスト」涼し気
コロナ禍にはマスクをされていたそうな(笑)
岐阜シティ・タワー43 から
お昼代わりに
シティ・タワー上から
織田信長公寄進の鐘 市の重要文化財
斎藤道三に大敗した織田勢の戦死者を弔う織田塚
岐阜バスには美しいイラストが これは濃姫

 駅前からバスで20分ほど乗ると長良川温泉に到着、目当ての岐阜グランドホテルはすぐそこである。清流長良川に面しており、河原にもすぐ出ていける。
 部屋は本館。個人旅行でも一人だと古い館を当てられることが多いのだが、30年ほど前のおもかげがある方がよいので、今回はありがたい。案内された和室はたしかに古いが特別仕様のようで、いろいろな室内の造りのいわれの説明書があった。両親はまさにこの部屋に泊って、気に入ったのではないだろうか。それならば感慨深いものがある。

岐阜グランドホテル
ロビー
特別和室「祥月」は裏千家由来 玄関には「蹲踞(つくばい)」 手燭石(てしょくいし)、湯桶石(ゆおけいし)と灯籠(とうろう)が配置される
寝室の天井は「掛込天井」(かけこみてんじょう) 屋根裏の構成を見せて高低と広さを出す 素材は貴重な黒部杉
部屋の窓から見える鵜飼い大橋
控えの間もある
室内には応接セットも
床の間
部屋の窓から長良川側  金華山上に小さく岐阜城が見える


河原に出て川に入ってみた 奥の方は流れが急で、観光客が溺れて亡くなったこともあると聞いておそるおそる
河原から

 夜は、鵜飼観覧の予定。17時半に受付開始なので、まずホテルからぶらぶらと長良川プロムナードをそぞろ歩き、長良川うかいミュージアムを見学。夏休み中なので、子どもも多い。後年、こんなかたちで記録に残すとは思っていなかったので、取っておいたパンフレットで記憶をたどる。もっとじっくり見て写真を撮っておけばよかった。ミュージアムを出て長良橋を渡り、鵜飼の受付まで、古い町並(川原町)を散策する。

長良川プロムナード さわやかな風が心地よい
うかいミュージアム
記念撮影
ガイダンスシアター「長良川鵜飼への誘い」
絵巻物型のスクリーンは珍しい
館内から記念撮影スポット


松尾芭蕉


古い町並みで


岐阜に本店のある十六銀行のATM 


 17時45分から、鵜飼について説明を兼ねたショーがあり、いよいよ乗り合い式の屋形船に乗船。予め指定された船の端の方の席をゲットした。事前に申し込んでおいた仕出し弁当を受け取り、いざ出船。2時間ほどだが天候にも恵まれ良い体験になった。停泊中の船内には、現地のガイドさんが乗り込んできて、いろいろと説明をしながらムードを盛り上げる。なぜか乗船者が、それぞれどこから来たのかを言うハメになったのだが、私の番になるとなぜか「ええっ!」とどよめきが。そんなにマイナーなところじゃないんだけどねえ(笑)。おかげで向かいに座っていた若いカップルに話しかけられたのは一興だった。                              ひとつ残念だったのは、仕出し弁当になんと箸がついていなかったこと。せっかくの機会だからと奮発してネット予約をして楽しみにしていたのに。どこをどう見ても見当たらないので仕方なく、何かにささっていたつまようじを使って食べられるものは根性で食べたが(笑)、2尾ついていた鮎の塩焼きには泣きそうになった。手も使ったけれど、結局1尾は断念してそのままカラに入れて返した。後日、ネットの申込みサイトでお店には伝えておいたが、「あってはならないことでした」の一言で終わり。もっといろいろ言う人もいるのだろうが、証拠を示せないのでクレーマーだと思われるのもイヤだな、と思いそのままにした。まあ、いまだ忘れられずにこんなところで書いているのだが(笑)。

鵜匠さんと鵜 せっかく鵜が獲った鮎を横取りしちゃうのよね ちょっと気の毒
鵜飼乗船場
まだ明るいうちの屋形船
暗くなって出船
鵜飼のフィナーレ「総がらみ」船が横一列になって一斉に鮎を浅瀬に追い込む
屋形船の船内
船内から
篝火に照らされた手縄 10~12本を鵜匠が一手にあやつる
長良川艶歌の記念碑

 明日はいよいよ金華山に上り、岐阜城見学です。