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勝手に声が聴こえたで賞【俳句部門】by みすてぃ

誰が言ったか知らないが確かに聴こえる流浪の「勝手に声が聴こえたで賞」まず俳句部門です。

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私はツイッターやNote記事などのテキスト文を 誰かの声で読んじゃってることがしばしばあります。
(逆もあるのよ。みんなから「イタコ芸」って呼ばれてるけど)
とにかくその方の普段の文体や作風のイメージ、それにアイコン、そういったものから勝手にその方のキャラを想像してしまったりあるいは作品自身のイメージで勝手に知っている声でテキスト文を読んでしまっているのです。
「みん俳」のクルーさんや常連の方も何人かの方は勝手に決まった声で読ませてもらっているのよ。
もちろん大好きなカーリング界隈のファンの方も何人かは。
(誰の声かは内緒ねw)
ひょとしたら性別も年代も違えて読んでいたりするかもしれません。
ちなみに私の文体の声は?というと、自分で分析するにたぶん「尾木ママ」が一番近いと思います。(笑)
(そんなこと書いたらほんまにそれでずっと読まれるじゃない!)
尾木ママの声を想像しながら私の記事を読んでいただくと
私に「声が聴こえている」ことを体感いただけるかもよ。うふ。
Noteはまだそうでもないけどツイッターは完全に尾木ママなのよ。

でも私にとって「声が聴こえる」ということは単に「声」だけではないのです。

ドラマの1シーンの情景であったり読ませていただいたその声が語る映像や空気、声以外の音も一緒に疑似体験させていただいているのです。(実はそうなのよ。)
だから受賞作品はすべて私の五感に訴えかけてきた作品なのです。
それと今回「とうけつ」前の最後の大会ということで極力多くの作品を受賞対象とさせていただきました。
何作品かはもう数えてません。なので同じ声もカブっています。
とくに私自身も投稿したハイファイセットの山本潤子さんが今回は多いです。
(しゅんしゅんぽんの曲を書きながらだったのでそうなったのかもね。)
それも私が投稿した作品よりいい作品ばかりでした。

あと一つだけ(って杉下右京かーい!)
3部門ともそうですが作者の方の趣旨や意図とは違うかもしれません。
でも「こんな受け取り方もある」ということなのです。
それにその大会ごとにあらためてリセットして読んでるのとあくまでも作品のテキストだけを見て聞こえた声なので作者の方によっては同じ声になっちゃう場合もあります。


では、俳句部門の発表です。()の中が聴こえた声です。
同じタレントさんや俳優さんでも特にこのキャラ、この声という場合は補記させていただきました。(判らないときはググってね)
作品が多いので先に賞状を置いています。お受け取りいただければうれしいです。
それではライラック杯からの恒例行事です。みなさんご唱和ください!
あの国民的スポーツ中継の昭和の名シーンから、それでは、せーのー!

「ヒョー!ショー!ジョウ!」

受賞作品は順不同です。
(聴こえた都度下書きにコピペしてるので)


聖書読む病床忍ぶ南風
(仲間由紀恵さん/社美彌子)
※すみません短歌の下書きに混入してました(あとから追加です)

ほおずきの花を数えて浅草寺
(中田喜子さん)※今回は渋いおじさんではなくプレバト2枚看板でした

でで虫や濡れた家財の並ぶ道
(夏井いつき先生)※確かに聴こえました。

暑い日にプファッと一杯ビールかな
(三石琴乃さん/というより葛城ミサト)※プファッーー

紫陽花や丸き笑顔の老いし母
(遠藤憲一さん/ナレーションで)

チョコレートあいこでグリコパイナツプル
(長嶋一茂さん)

文机に空蝉ことり夕まぐれ
(小日向文世さん/教場)

京の旅花買い受けて谷崎忌
(田村亮さん/ロンブーじゃなくて俳優さんのほうね)

白蓮(びゃくれん)の花びら兎となりて跳ぶ
(高橋惠子さん/相棒「蓮妙」役)

文字の無い絵葉書届く夏休み
(カン・ハンナさん)

サプライズひまわりのHappy Birthday!
(千原せいじさん)

終バスの《降ります》灯る夏の夜
(真琴つばささん)

サンダルを脱いで少女は鳥になる
(山本潤子さん)

手を繋ぎ無言で歩く炎天下
(仲間由紀恵さん/NHKナレーション)

遠雷の六月柿や匂ひ立つ
(壇蜜さん/呑み鉄本線ナレーション)

平凡に生き平凡に茄子を焼く
(渡瀬恒彦さん/捜査9係)

缶ビール横目に今夜も発泡酒
(石田ゆり子さん)

幾何学のモビールゆらり夏の午後
(又吉直樹さん)

ハムサンド薔薇のアーチをくぐる朝
(秀島史香さん)

学び舎の「月桃」のうた沖縄忌
(津嘉山正種さん)※沖縄出身の俳優、声優

じゃあまたねそのひと言で夏がゆく
(天海祐希さん/BOSSかな?)

夏燕島の近代美術館
(松重豊さん)

せつなさは初夏の海へと流れ落つ
(市毛良枝さん)

炎ゆる日の都会を焦がすアスファルト
(榎木孝明さん)

墓じまい読経溶けゆく蝉時雨
(西田敏行さん)

夕凪に青春今もたゆたえり
(武井壮さん)※「今も青春」ではなく「青春今も」がいかにも

過ぎし日の記憶乗り越え来る夏
(小日向文世さん/緊急取調室)

友と見る空に恒河沙夏の星
(上川隆也さん/大地の子)※国こそ違いますが大陸の空で

太陽にほえるか父のサングラス
(渡辺徹さん/地球ドラマチック)※出演者の中でもこの声でした。

白南風や窓辺で躍る吾子のシャツ
(千原ジュニアさん)※プレバト見てる方は判りますよね。

落ちるなよ花火、まだ準備できて「——あ、、あのね、」
(ミキ昴生さん)※ツッコミの兄貴の方です。タイミングがばっちり

初仕事完了空は梅雨夕焼
(福原遥さん/舞いあがれ!)

私の「勝手に声が聴こえたで賞」俳句部門受賞作は以上です。
それこそふううううーー、ペタ疲れ(笑)
今回も見事な「声」ばかりでした。
ありがとうございました。


ではまた。

みなさんにいいことがありますように。



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