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不思議だ、よくわからん。

ある会社の退職金制度はとてもシンプルだ。
入社翌月から1か月在籍ごとに5,000円と換算し、例えば、2年(24月)の在籍期間後に退職すると、5,000円×24月=12万円を退職金とするものだ。
1か月後の早期退職者でも5,000円の退職金を手にすることができる。

ただし退職金を受給するためには、必ず従業員からの申請行為(退職金請求書の提出)が必要になっている。退職しても、この請求書が提出されない限り、会社は退職金を支給しない規程の定めだ。もちろん、知らない従業員もいる可能性にそなて、退職時に当該請求書を本人に渡して、後日持参あるいは郵送でも構わないので管理部門に届出(請求)するように漏れなく案内している。

にもかかわらずだ、、、

このたび、在籍1か月のある退職従業員が、退職金請求書に、住所、名前等を書いて請求することを面倒だ、、、と言って退職金は不要ですと言ってきた。

「???」

理由がわからない。
なぜ、住所や名前など僅か30秒程度の時間を面倒と感じて、少額ではあるが5,000円分をもらおうとしないのか?

すぐに請求しろとは言わない。
日常生活を送る上で、ボールペンを手に持って、なんらか字を書くついでにその退職金請求書に名前と住所等を書いて、管理部宛に郵送すればいいだけだし、切手代も受取人払い対応、不利益取り扱いもないし、書かれた情報は退職金の支給のみに利用しそれ以外には利用しない。

その30秒でおおむね時間給5時間分の金額を手にできるのに。



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