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息子がギフテッドでした (その2)

とりあえず、息子は優等生ではありません。むしろ独特な感性と行動、そして興味のない科目は完全に上の空状態なのでクラスを乱すような問題行動はないもののできることとできないことの差が激しいです。

実際、IQテストでも5つのカテゴリー(空間認識能力、物事の法則性を見つけ出す能力、言語能力、ワーキングメモリー)の最大値と最小値の差が40近くあるのでまさに能力に圧倒的な凸凹があります。

不思議なもんで、親として今まで息子の心配な部分だけが気になって彼の特化した能力についてはあまり認識できずにいました。なので本当にギフテッドなんて思っても見なかったのです。

しかし思い返してみると、1歳半にはナンバープレートをよむのが好きだったな~(フランスのナンバープレートはアルファベットと数字の羅列になってます)とか、4歳ごろやっとなんとか話せるようになってきたころ突然「ママ、宇宙はどうやってできたの」とか「人間はどうやってできたの?死んだらどうなるの」とちょっと答えがでないような質問ばかりしてたな~とか。テレビは子供向けのアニメとか見ずに宇宙の解説ドキュメンタリー番組ばかりみてたなーとか。あ、あと映画のインターステラーを6歳ごろやたら気に入って何回もみて映画のサントラを耳コピしてピアノで弾いてたな~。。。なんで息子のこういう部分を評価できずに言葉の遅れや偏食の心配ばかりしていたのだろう。我ながら反省、もっと俯瞰して息子を見るべきでした。

私の息子のように2E(ギフテッドだけど学習障害等発達障害的むずかしさを同時に抱えている人)の子はきっと日本では単純に発達障害、学習障害だけ診断されてギフテッドという素晴らしい才能の部分はあまり顧みられることなく教育を受ける子も多々いるのではないでしょうか。

だって時には親でも気づかないんですから。

それを思うと日本でももっとギフテッドの存在を知ってもらえたらなと思います。

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