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奇妙な司法…取り分け最高裁
皆さんは学校で、社会科の授業や法学の講義で最高裁場所の持つ最高にして最大の役目が、憲法の番人である、という事を習ったに違いない。
すなわちある、法律や判断が現行憲法に違反するのかどうかを最終的に判断して結論を出す、また出さなければならないのが最高裁判所である。
★★これまでに自衛隊の合憲性を争う訴訟がいくつか提起されてたが、
最高裁は一貫して判断を回避している(南野森・九州大学法学部教
授の記事)。
★★
最高裁判所はこの判断を『政治側の問題』と逃げているのである。すなわち、
★政治的問題
と切り捨てた訳である。
しかし、国の法律や機関が合法的なものか否かを判断するのは極めて最高裁判所の役目なのである。
一方、原子力発電所の事故に関わる責任を問う裁判では、事もあろうに、
★地震や津波が想定の範囲を越えた
と言う、地震や津波の知識や学問的背景も持たない裁判官がこのような科学的見地を必要とする裁判に上のような判断を下すことには違和感を感じざるを得ない。
この訴訟に関して最高裁判所が取り得る立場は、
★科学的な問題
とすべきで、素養の無い裁判官が被害者の救済に関わる判断を、ある意味、科学的に自ら説明できないものを下す、という事になっている。
当然に、
★★科学的問題だから判断を回避する
これが当然の立場であるはず。
当然、このような在り方は、司法の根幹や存立にかかわる重大な問題である。
裁判所が政治問題と言う理由で逃げ、科学的だから判断を下す
これって、珍奇なものでは無いでしょうか?いつから科学が司法試験の重要問題に加えられたのでしょうか?
こんな記事もあります。
『最高裁審理に「元長官が介入」 団藤元判事、大阪空港訴訟で』
一体全体、最高裁は『憲法の番人』なのでしょうか、それとも、『✖✖のwatchdog』になったのでしょうか。
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