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失敗が産み出すイノベーション…国を挙げて放棄した日本

 技術開発に失敗はつきもの。米国の宇宙開発も実は失敗の連続だった。
 しかしその国の実力は、
 ★失敗から何を学ぶか
で真価が問われる。
 一方、日本では、
   失敗➡恥➡隠せるなら隠そう
という『隠蔽(いんぺい)』の文化が支配するようになった。
 実は、失敗原因を探って行くと、それまでの技術の限界や設計の不適切さに気付くことも多い。
 これこそが、小さい事でもイノベーションに繋がる可能性を秘めているのである。
 『隠蔽』が、先にありき…の社会では、潜在的な大きなチャンスを覆ってしまい、これを活かすことは出来なくなってしまう。
 何を意味するかと言えば、本質的な失敗要因を排除できないので
 ★同じ内容の失敗を繰り返すリスクを最大化
してしまう。
 失敗を与えられたチャンスと捉えるか、その場しのぎに隠蔽してしまうか、これはその国の技術文化に大きな禍根を残す可能性があることを示唆している。
 これを国の有識者会議や専門部会が追認するわが国である。
 恥はかき捨てでいいのである。正直であって、失敗から学んでこそ、恥を上回る将来の成功が得られるのである。
 次こそは、と、いくら力んでも根本や本質を見ない人達に、二度と栄光は訪れない。
 官・民一体で国の技術文化の発展を阻止してきた日本に将来は来ない

 

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