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『孔子の政治家の資格とは?から学ぶ経営者像』

『孔子の政治家の資格とは?から学ぶ経営者像』

2600年以上前の孔子から沢山の事を学びます。

不思議ですね、時間経過は余り関係ないのかな?

2007年の私のブログからです。

『07/26/2007 20:00:00

TITLE: 孔子の政治家の資格とは?から学ぶ経営者像

昨日、参議院選挙が近いという事から2600年前の孔子の言葉を引用しましたが改めて読んでましたら

私どうも経営者への戒めにも聞こえてきました。

勝手ながら経営者の資格とは?と問うて見たら孔子からこんな言葉が帰ってきたのかも。

(昨日のブログをご覧になってください。また、大事なしかも大好きな孔子の言葉を勝手に書き直すことをご勘弁下さい)

「五美を実行し、四悪を排除できれば資格が充分だ」と答えています。

その五美とは?と問われて

「①上に立つ者は、お客様や社員に恩恵を与えてしかも会計を乏しくしないこと。

②社員を使役してしかも不満を抱かせぬこと。

③気宇宏大であってしかも寡欲であること。

④泰然としていてしかも傲慢でないこと。

最後に、⑤威厳があってしかも圧迫を感じさせぬこと。

この五つがそれだ。」

では、四悪とは何ですか?と問われて

「①社員教育をおろそかにしておきながら、

いきなり就業規則にそむいたといって社員を処罰するやり方、

これを残忍といわずに何といおう。

②指導もせずにいて実績をあげろと強制する、

無茶としかいいようがない。

③はっきり命令を下さずにいながら、

突如として実行を迫る、それは非道というものだ。

④出すべきものもケチケチ出し惜しむもったいぶったやり方、

これが悪しき経営者根性である」

当てはめてみると本当にしっくりいくものですね。

という事は何事も本質、本道、基本は変わらないという事でしょうか。

また、その付近が経営者の悩むところなんですね。

裏返して言い返してみると、逆に経営者の苦しみをつかむ事ができます。

或いは父親像とか母親像に置き換えて読んでみるとこれがまた、しっくりいくから不思議です。』

西日本ビジネス印刷株式会社

代表取締役会長 園田 慶一

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