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「かー!」と威嚇する猫【保護猫はロシアンブルー・習性編③】

猫が怒ったときに発する鳴き声というか威嚇音(?)。「シャー!」が一般的だと思うのだが、我が家の保護猫・ぐりは「かー!」という音を発する。

「かー!」といってもカラスの鳴き声のような、響きの良い「カー」ではない。かすれ声の「かー!」である。マナーの悪いおじさんが道端に痰を吐く前の「カーー!」に限りなく近い。(汚い話すみません)

初めてぐりの「かー!」を聞いたときはビックリした。「え…?今のはシャー、の意味?」と一瞬自分の耳を疑った。何せ猫を飼ったことがなかったので一般的な「シャー」がわからない。

しかし散歩の途中で私が抱き抱えて帰ろうとした瞬間の「かー!」だったため、シチュエーション的に「シャー」だろうと推測。

ぐりが保護されたときは飼われていた形跡(去勢済み)があったため、「シャーって言い慣れてないのか?」とも思った。しかし4年目に突入した今も「かー!」のままだ‥。

「個性だな」
ということで落ち着くことにした。
多様性の時代。「シャー」じゃなくて「かー」でも何ら問題ない。

「だから近所の猫に舐められるのかなあ」などと思ってしまう。
「かー!」じゃ怖くないもんなあ‥
尻尾太くして「かー!」って言われてもなあ‥

ぐりに「かー!」と言われると、「うんうん、かー、だねー」とあやすように言ってしまうのだが、近所の猫も私と同じこと思ってる?

がんばれぐり!!

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