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桜宇宙



『あなたの詩作品を読ませて』
『どうぞどうぞ、、』
cofumiさんに読んでいただけるとうれしいですね
今日、新しく書きました。よろしくお願い申し上げます✒




桜宇宙


どのような言葉をならべても
どれほどのこともなく
ここにいる


大空と一体化しているように
花吹雪の下でもぽつりといる


新緑を見上げたら
どれほどのこともなく
ここにいることは同時に
宇宙にもいることだとあたりまえにひとりで思う


そんなに離れていないのは
だれかとだれかの心の継ぎ目か
阿頼耶識をも超えて
渾然一体だと思う心


きみにも伝わるといいけれども


小鳥の歌をきいて思う



歌はいつか宇宙に戻るように想う



どれほどのことでもなく
想いのひとつひとつが
輝きつづけるここに宇宙はある


それはきみの心のこと



きみの心のうちに
小鳥の歌といっしょに
小さくおりたたんでいつも収まっているはずだ


桜雲と小鳥ときみの歌と


大空のむこうに
ひろげた宇宙さえも
いまきみの心に収まっている


花びらのひとつひとつが星に還るように


みんな星に帰るから






今回cofumiさんが詩の募集企画をされていることを知り、ひっそりと参加させていただきました

縦横無尽の言葉を紡いで詩と詞が躍動する。

言葉による世界の再構築を試みている詩人。。

静と動を感じる詩人。。

cofumiさんの詩にはいつも○○○があふれている。。


ありがとうございました✒️

~べじさん記す~



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