2021.09.03 海外の古書店から
半月ほど前に海外の古書店に注文していた本が、ようやく到着した。
とあるTwitterの語学垢の方がオススメと紹介されて、瞬く間にAmazonの中古価格が値上がりしたこの本。ネイティブの小学1年～3年生のボキャブラリービルディング本なのだが、物語の中に覚えておきたい語彙がちりばめられているという、日本ではあまり見ない一冊。残念ながら絶版だったので、私は今回海外のオンライン古書店から取り寄せた。
本の状態はVERY GOODとなっていたけれど、届いた本は多分日本の古書店ならまあまあといった状態。書き込みがなければVERY GOODなんだなと、何度かの利用で学習していたので、問題なし。
どんな物語か確認せずに購入したのだが、猫のスパイが謎の宝石を狙う窃盗団を捕まえるために、世界中を飛び回るお話のようで、スパイもの好きの私のテンションが一気に上がった。
私のスパイ小説好きは学生の頃に手に取った、『ミセス・ポリファックスシリーズ』がきっかけだ。
おばちゃまは飛び入りスパイ ／ ドロシー・ギルマン
孫が3人いるおばちゃまが、CIAに志願してスパイとして活躍するこのシリーズ、邦訳版は残念ながら廃盤となってしまっているが、ブックオフ等でお安く簡単に手に入る。
このカバーのおばちゃまはちょっと私がイメージするおばちゃまとは違っているが、とにかく高齢の女性が素人スパイとして世界を飛び回り、活躍する姿に心が踊らされるシリーズだ。
洋書版は著者の死去に伴って新しいカバーの物が出版されたので、邦訳版もリニューアルして出版されないかファンとしては期待してしまう。
スパイといえば、大沢在昌のアルバイト・アイシリーズも好きだ。探偵という設定だけれど、元諜報員が活躍するしスパイがバンバン出てくる。シティーハンターとか好きならきっと気に入ると思う。
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