見出し画像

他では得難い"偶然"をくれるサービス。自分の好奇心を保つペースメーカーに。-ユミさん(29)の場合-

本と出会い、人と出会うーー。オンライン書店・Chapters bookstoreは、おかげさまをもちまして、2021年12月に1周年を迎えました。

節目となるこのタイミングに、長らくご愛顧頂いているお客様へインタビューを実施し、三者三様・十人十色の"チャプターズを続ける理由"を伺いました。

今回はチャプターズ歴半年、茨城県在住・医療系の会社にお勤めのユミさん(29)です。

ソウさん (9)

①チャプターズを始めたきっかけは?

仕事の都合で都内を離れることになり、周りの環境が変わって人やものとの新しい出会いの機会が少なくなってしまうのではと、不安を感じていました。引っ越しだけでなく、コロナ禍で外出の機会も減り、日常からどんどん偶然が減っていくことに恐怖を感じていた頃でもあります。

そんな折、以前MISSION ROMANTIC bookとして運営されていたサービスが体制を変えて"Chapters"として始動されていることを知り、この不安を軽減できればいいなと登録を決めました。

②毎月チャプターズで一番楽しみにしていること

月末から月初にかけて、ウェブサイトが留守(メンテナンス中)の表示になるところが好きです(笑)!

毎月サービスが必ず止まるウェブサービスって、割と珍しい気がするんですよね。サイトの裏側で次の月の準備が進んでいるんだろうなと思うとわくわくしますし、インターネット的ではない、アナログ感のあるところに面白みがある気がします。

③普段読む本のジャンルや作家さんは?

全体的にしっとりとしていて、読後には希望を見出せる作品が好きです。好きな作家さんだとカズオイシグロです。

④チャプターズを続けてくださる理由は?

登録した当初はアペロに期待していましたが、転職・引っ越し、そして医療系の会社に勤めているためコロナ禍で仕事も忙しくなり、結局一回しか参加できていません。それでも続けているのは、チャプターズを通じて本との出会いを楽しむことが、自分の好奇心を健やかに保つペースメーカーになってくれているから。他のサービスでは代替し難い魅力だと感じます。

チャプターズの選書は割とエンタメ小説に寄っている印象ですが、自分では選ばない本ばかりなので新鮮で楽しいです。

あと面白いのは、過去に一度自分が苦手だなと感じて避けていた作家さんの作品が届いた時(笑)!数年前に感じた苦手と今の苦手では、同じ「苦手」でも質が違っています。一度苦手と感じた作家さんの本を再び読むことや、その作家さんの別の本を自分から読もうとすることはなかなかないので、本をブラインドで選ぶ経験ならではで面白かったですね。

⑤これまでお届けした本の中で一番好きだった作品は?

それからはスープのことばかり考えて暮らした / 吉田篤弘 著

⑥チャプターズを始めて、ご自身の読書習慣に変化はありましたか?

そこまで変化はありません。月1~2冊の読書をコンスタントに続けています。他の本を読んでいてチャプターズの本が読みきれない月もあるのですが、普段から積ん読をよくするのでその点は全然気にならないです(笑)。読みきれない月は、その本を飛ばして積ん読し、翌月の新しい本との出会いを楽しんでいます。

例えば、8月は「心の夏バテ・疲れた人へ」というかなり暗めの選書だったと思うのですが、その時の本はまだ読んでいないですね。でも、「次に気持ちが落ちたらこれを読もう」と、お守り的な存在として本棚に並べています。

⑦アペロには参加していますか?

仕事が忙しくてなかなか参加できず、過去に1回だけ参加したことがあります。最近は仕事もちょっとずつ落ち着いてきたのですが、まだまだアペロまでは遠いですね。

⑧チャプターズは選書サービス?マッチングサービス?

私は、どちらでもないというか、"自分で選ばないものに出会う偶然"に対して毎月お支払いをするサービスだと思っています。

最後に。どんな方へご利用をおすすめできますか?


自分の生活に何か変化を起こしたいのになかなか起こせない人や、三日坊主な人にオススメです。
趣味とか目標って、自分で設定して始めるのが難しいですよね。自分で決めても、続かないと毎回悲しい気持ちになっちゃうし(笑)。だったら、チャプターズを始めて定期的に本を読むほうが、楽に始めて楽に続けられるので、いいかなあと思います。



ユミさん、お話聞かせてくださりありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?