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言葉の神秘:ヘブライ語と日本語、そしてセム語について
ヘブライ語と日本語について関連があるという記事がたくさんありました。確かに音は似ていますが、ヘブライ語だ!とは断言できません。ただし、古代の言語を丁寧に伝承されてきたのはヘブライ語です。ヘブライ語で解説するのは、問題ないと思いました。
ただ、忘れてはいけないのは、ヘブライ語が伝わったのかどうかはわからないという点です。そして、出エジプト記、および、セフィロトの樹を解読して感じたのは、不足です。まだ情報が足りません。つまり、ヘブライ語ですべての謎が埋まらないわけです。
実は、いろいろと言葉(言語)には秘密があるので、そのことについて書きます。
ヘブライ語と日本語
セフィロトの樹をこれからは原典であるヘブライ語で読んでみようと思い、ヘブライ語を調べたところ、日本語と関係があるという記事がたくさんありました。
確かに似ているところがありますし、そうなのかな?と思う点もありますが、以下の点が違うと思いました。これは、実際に、そのサイトの主催者の方にも伝えました。
1) 旧約聖書が神秘学の原点ではありません。古代文明で熱心に研究されていたのは、神秘です。つまり、信仰があり、その神秘について研究されてきました。その後に天文学が生まれ、そして、宗教が生まれました。よって、宗教というのは、後期に出来上がったものです。
2) ヘブライ語を中心に研究されていますが、ヘブライ語が特殊なのではありません。言語とは影響しあうものだからです。そして、言葉とは不思議なことに意味を伝承します。そのため、意味を内包して伝承されます。これは、神秘のひとつです。
ですので、ユダヤ人が日本に実際にいたことが遺伝や遺跡などで証明されなければ、ヘブライ語だということは断言できないと思いました。
多少の神秘が日本に伝わり、建国されたと思っていますので、シュメール文明の流れがどこかで関係しているのではないかと想像できますが、特定はできません。
よって、すべてをヘブライ語として研究してまとめると、偏った内容になると思いました。
言葉は古代では魔法のひとつでした
まだ文字がなかった頃、古代で言語が生まれ、話されるようになると、その神秘に多くの人が魅了されました。そして、文字が発明され、文明が発展しました。古代文明では数学や物理、天文と同様に、言語が研究されていました。
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