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9割が間違えているマインドセット~それは全てゴミ箱へ捨てろ~

この記事を読むのに必要な時間は約7分です。

・”9割”が間違えているマインドセット
・なぜ〇〇〇が必要ないのか?
・言い訳を無くすDO-RESULT思考
・行動思考のマインドセット
- 時間効率を上げる法則
- 継続スキルを磨く法則
- 飽きたときの対処法

こんにちは!みっしいまです。今回は、タイトルにもある通り、”9割が間違えているマインドセット”についてお話ししていきます。

皆さんに一つ質問ですが、マインドセットとは何のことでしょうか?

直感で出てくるのは恐らくやる気、モチベーション、などなどを想像されるかと思います。

 

実はそれ、すべて間違いです。

ということで、今回は、”やる気が上がった”はマインドセットではないという事をテーマにお話ししていきます。

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結論、何かをするのにやる気はあってもなくてもどっちでも良いです。では、なぜやる気が必要ないのかというところから、言い訳しなくなる思考法を解説し、最後にはやる気がなくても行動していけるアクションプランを紹介していきたいと思います。

▮なぜやる気が必要ないのか?

そもそもの話ですが、「やる気」というものは中々やってこないくせにすぐになくなっていきます。つまり、”遅刻魔”であり、”帰宅魔”です。これをまず理解しましょう。

ほとんどの人たちは、やる気がなくても行動できる方法を知りません。その結果、このやる気を頼るしか行動できなくなります。

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こちらの図を見てもらいたいのですが、これはやる気で行動している人の図です。

①のところでほめられてやる気が上がり、②のところでされにやる気が上がって頑張ろうという気持ちがピークに達します。ところが、③のところで失恋でもしてみてください。それまでに上司が頑張ってかけた声や熱が一気に冷めていきます。

こうなったときに、やる気で行動量を決めている人というのは、こういった事態に対応することができません。そう考えたら、これまでやる気を上げるために使ってきた労力や時間がすべて無駄になります。

皆さんが教師で例えてみれば、やる気というのは、遅刻ばかりする割にはすぐ早退する生徒の様なものです。こんな生徒をだれが信頼しますか?

こんなものを信頼して待つぐらいであれば、すぐに動き出してみましょう。

▮言い訳を潰すDO-RESULT思考法

やる気が必要ないとは分かったものの、次は行動できないと言い訳をする人たちが現れます。今回この記事を読んで頂いている方の中で、まだ言い訳をしたいんだという方はこの先を読まない方が良いかもしれません。この考え方が身に付いてしまうと言い訳できなくなります。

という事で、まずこんなことは聞いたことないでしょうか?

「僕は人見知りなので、喋るのが苦手です。」

かなり耳にする言葉ですよね。これがまさに言い訳だってところで、つまり何が言いたいかというと、人見知り(RESULT)が先に来ているせいで、喋れない(DO)という順番が間違いという事です。

喋ろう(DO)としないから、ずっと人見知り(RESULT)なのです。

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これは違うパターンに置き換えてみても、

「時間がないのでできないです。」

いや、時間内にやろうとしないからいつまでたっても時間がないんだよって話です。こういった言い訳をする人に限って、時間を大切にしていません。

そしてこの時間がないと普段から口にしている人は要注意です。そういった人は、仮に時間があったとしても何もできない人です。普段からたいむマネジメントの意識が薄いため、もし時間を手に入れたとしてもその人は怠けやすく結局また時間がないと言い出します。

ですが先ほどお伝えしたDO-RESULTの順番で考えていけば、自分が「時間がないからできないな」と言おうとしても、「いや、やろうとしないから時間がないんだ」という自制をかけることができます。

この癖を身に付けることができれば思考は完璧です。後は、やる気がなくても行動できる方法をお伝えしていきます。

▮行動思考のマインドセット

・パーキーソンの法則
・インキュベートの法則
・飽きたときの対処法(SCAMPERのアイデア思考法)

この三つに分けて解説していきたいと思います。ここまでで、もうやる気が必要ないのは分かったし、言い訳している暇があれば動き出した方が良いというのも分かったと、じゃあどうやって行動したらいいんだという声がいまにも聞こえてきそうなので、説明していきます。

正直、この三つをしっかりと実践することができれば、間違いなく生活感は変わります。ここからが超重要なのでしっかりとインプットしていってください。

▮パーキーソンの法則

・1時間で終わるタスクがあったとしても、10時間の制限時間があれば、
人はそれに10時間かけてしまうこと。

これに関しては言葉のままなのですが、皆さんも心当たりはあるのではないでしょうか。

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例えば夏休みの宿題とかはどうでしょうか。

仮に合計20時間頑張れば終わる量が出されたとしましょう。その場合、1日5時間と考えて計算すれば夏休みの宿題なんてたったの4日で終わります。

ですがほとんどの人は、29,30,31日に一気に追い込む人が多いですよね。

僕自身もその一人でした。これが小学校の宿題とかであればまだ何とかなりますが、会社の大事な資料の提出などですとやっぱり早く提出したほうが信頼も全然違ってきます。

なので対策としては、効率よくタスクをこなしていく仕組みを自分で作ることが大事です。

例えば、課題に取り組むときにはタイマーをセットしてみたりとか、一日の活動を記録しそれをもとに活動時間を決めていくなど、限られた時間を効率よく使う仕組みを作っていきましょう。

▮インキュベートの法則

・人はある物事を21日間継続して行うとそのことに対して苦にならなくなる

これに関しては、継続したいことを意識のある状態(顕在意識)から無意識でも継続できる状態(潜在意識)に変えていくことで、自分に定着させるといった法則です。

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では、なぜ21日間なのでしょうか?

これには、人間の機能であるホメオスタシス(恒常性維持機能)というものが働いています。

カンタンに言うと、元の状態に戻そうとする機能のことです。

こいつは普段はめちゃくちゃ優秀な奴で、暑い時に汗を流して体温調節したり、ケガをしたときに直そうとする働きがあります。

ですが、こいつは時に凄く厄介な存在となります。それが、「変化しようとするとき」です。

明日から6:30に起床する習慣を身に付けていこうと思って行動するとして、最初の3日とかであれば継続できるのですが、これがだんだんホメオスタシスの機能が働き出して元の妥協していた自分に戻そうとします。つまり、このホメオスタシスとの戦いに勝てるのが21日だという事です。

21日ホメオスタシスに勝ち続けることができれば、それは習慣となって苦にならなくなります。

ですので、皆さんもホメオスタシスと戦ってみてください。

▮飽きたときの対処法

ここまで、行動思考のマインドセットとして二つ紹介していきましたが、もうすでにタイマーをセットしつつ継続もできているんだというハイスペックな方向けに最後の行動アイデアをお伝えしていきます。

それは、SCAMPERのアイデア思考です。

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資料にもありますが、それぞれの頭文字をとって、

Substitute:入れ替える
Combine:組み合わせる
Adapt:当てはめる
Modify:変更する
Put to other Uses:ほかの用途に用いる
Eliminate or Minify:排除・縮小
Rearrange or Reverse:並べ替え・逆転する

という様な意味があります。今やっていることを改善するのにこれだけたくさんの種類の変更方法があるので、もう今の習慣に飽きが来ている方は試してみてください。

▮まとめ

今回は、

マインドセットは”やる気”ではなく”行動”するための施策
・やる気がないから動けないのではなく、動かないからやる気が出ないだけ
・行動思考のマインドセットを実践していく

といった内容でお話ししていきました。本当にこの世の中には、言い訳をする人と3日坊主であふれかえっています。その中で、誰でもできる「継続」というものを武器にして周りとの差をつけていきながら今後皆さんの人生に良い影響が出たらと思っています。

ちなみに僕は今、6:30に起きて筋トレをするという事を継続しています。もちろん、ホメオスタシスが僕をいじめてきます。更には、途中で仮眠というやつとの戦いも。中々現状を変えるのは決して簡単ではありませんが、成長した先の自分は必ずその先に待っているはずなので、皆さんも頑張っていきましょう。

以上です。ありがとうございました。





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