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麻布第一物産の水キムチ

世の中には偽物のキムチがあるらしく、見分け方は「しばらくほったらかしていても酸っぱくならない」だそうです。酸っぱくならないということは、要は酵素が入っていないので発酵が進まないということなんだそうですが、その点で言えばこの麻布第一物産のキムチは全て本物も本物。開封を忘れて放ったらかしてしまうと、冷蔵庫の中でパウチがパンパンに膨れ上がります。

麻布第一物産は仙台坂の途中、韓国大使館の正面にあり、大使館関係のケータリングでもよく使われているとのこと。清潔な店内には定番の白菜キムチ、オイキムチ(きゅうりのキムチ)、カクテキなども並んでいてどれもとても美味しいのですが、私の一番のお気に入りはなんと言っても水キムチ。

水キムチは、乳酸菌の繁殖を手助けするために果物を入れるのですが、こちらはレモンを使っていて、それがまた爽やかで美味しい味わいの秘密のような気がします。売り子のおじさんがいつも「乳酸菌たっぷりの汁までしっかり頂いて欲しいので、残った汁は冷麺のスープにしてください」とおっしゃるのですが、あまりに美味しくて汁までどんどん飲んでしまうため、私は汁を冷麺スープとして取っておくことができた試しがありません。

最近は腸活が話題で、様々な食品が注目されていますが、やはり美味しいと思えないものでは何事も続かないもの。日々暑くなるこの頃、なお一層水キムチに手が伸びる日々が続きそうです。

それではみなさま、どうか素敵な食生活をお過ごしください。

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